銅造誕生釈迦仏立像(非公開)

室町時代初期のものと推定される像高8.9センチメートルの釈迦仏立像です。右手の全指と左腕の肘より先および膝下以下の下半身が失われ、膝下部分は木彫で補われています。肌表面も荒れていますが、量感たくましく力強い作風です。室町時代初期頃(14世紀)の作と推定されます。言い伝えによると善徳寺本堂建立のため、地ならしをしている時に土中から発見されたと言います。その時、一人の村人が無断で持ち帰ったところ熱病に悩まされたため、改めてお寺に納めたと言われています。それからは毎年4月8日の花祭りに作られる草団子が熱病に効く良薬と言われるようになったと伝えられています。

※釈迦仏立像…出誕直後七歩歩み「天上天下、唯我独尊」と言ったとされる釈迦の立像。