つる舞の里歴史資料館「サバ神社と疱瘡除け」

 

疫病を除ける風習を紹介するコーナー展示

 

つる舞の里歴史資料館では、コーナー展示として令和2年9月1日~11月23日まで、境川周辺に集中しているサバ神社、無病息災を祈願して行われていた風習の「七サバ参り」、さらに日本でもたびたび猛威をふるった恐ろしい疫病である疱瘡(天然痘)を除けるための市域の風習について紹介しています。ぜひつる舞の里歴史資料館にお越しになってご覧ください。


民俗学者・柳田國男も言及「サバ神社」

境川周辺には同じ「サバ」の名前を持つ13のサバ神社(うち1社は現存せず位置不明)が集中しています。民俗学者の柳田國男も、知人との書簡の中で、特定の地域にだけ広がる神社の一群の例として「相模の左馬明神又は鯖明神」とその存在に言及しています。

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サバ?鯖?左馬?

サバの語源は魚の「鯖」、律令制で軍馬を管理する役所である「左馬寮」、境界を意味する「裂(さば)く」など諸説があり、また境川周辺に集中している理由も不明です。大和市内においては「上和田」および「下和田」にそれぞれ左馬神社が建てられています。

左馬神社(大和市上和田)

左馬神社(大和市下和田)

 

子どもの無病息災を願う「七サバ参り」

かつては子どもの無病息災を願い、いずれか7つのサバ神社を一日で巡る「七サバ参り」という風習もありました。昨今、新型コロナウィルスの脅威が世間を騒がせておりますが、こんな時だからこそ七サバ参りをしてみるのも一興かもしれません。

○上記展示を担当した文化振興課の職員は調査のため12のサバ神社すべてを回りましたが、自転車で半日かかり良い運動になったと感想を述べております。

 

展示概要

 

○開催日程

令和2年9月1日(火)~11月23日(月・祝)
※休館日
9月7日(月)、14日(月)、23日(水)、28日(月)
10月の毎週月曜日、11月2日(月)、4日(水)、9日(月)、16日(月)

○開館時間

9:00~17:00(ただし、入館は16:30まで)

○会場

大和市つる舞の里歴史資料館(大和市つきみ野7-3-2)
電話 046-278-3633 FAX 046-272-5216

【電車をご利用の場合】
 東急田園都市線「つきみ野」駅下車 徒歩約7分

【コミュニティバスをご利用の場合】
 東急田園都市線「つきみ野」「中央林間駅」及び小田急江ノ島線「中央林間駅」「鶴間駅」からコミュニティバス北部ルートバス停「つる舞の里歴史資料館」下車0分

 

大和市つる舞の里歴史資料館について

大和市つる舞の里歴史資料館は、地域の歴史資料を収集、保管し、展示活用すると共に、市民の方々の郷土の歴史に対する理解を深めるために建設されました。特に大和市北部地域(旧下鶴間村)の歴史を紐解く資料を収蔵し、展示することを大きな柱としています。
建物は地域の特色を生かし、外観は幕末から明治初頭の農家をモチーフとしたもので、内部の意匠は農家の庭、納屋、土蔵というイメー ジで構成し、農家の生活空間を再現しています。

名称の由来

資料館が建っているつきみ野の地は、かつて下鶴間村と呼ばれていました。この「鶴間」という地名の由来にはいくつかの伝説があります。源頼朝が富士の鷹狩りの帰途この地を通り、鶴が舞うのを見て「鶴舞の里」と名づけたというものや、源義経がこの地を通ったときに鶴が舞うのを見たというものです。 義経がこの地を通ったのは、平氏討伐後、兄頼朝の怒りにふれ失意のうちに京都へ帰る途中で、頼朝あてに持参した財宝を鶴間の地に埋めたという伝説も残っています。
この「鶴舞い」が転じて「鶴間」という地名になったともいわれており、資料館はこのような伝説にあやかって「つる舞の里歴史資料館」と名づけられました。

施設の詳細につきましてはこちらをご覧ください。


利用案内

【開館時間】 9:00~17:00(ただし入館は16:30まで)
【休館日】 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日・祝日はのぞく)、年末年始(12月29日~1月3日) ※詳しい休館日については直接お問い合わせください。
【観覧料】 無料(特別企画展の場合は有料、料金は別に定めます)

※つる舞の里歴史資料館では、団体見学や職員による展示解説のご予約も受け付けております。詳細は下記の連絡先までお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
文化スポーツ部 文化振興課 市史・文化財係
大和市つる舞の里歴史資料館
〒242-0002 神奈川県大和市つきみ野7-3-2
Tel:046-278-3633
Fax:046-272-5216

2020年09月17日|投稿記事:投稿記事|お知らせ:お知らせ|募集:募集