サイト表示切替
検索の仕方

ホームくらしのガイド>健康・福祉>健康・医療>トピックス>たばこについて

ここから本文です。

たばこについて

 
 ■喫煙が及ぼす健康影響について
 
1.たばこに含まれる有害物質
たばこの煙には200種類以上の有害物質が含まれているといわれ、その中で代表的なものは次の3つです。

ニコチン…喫煙を習慣づけさせるのがこのニコチンです。また、交感神経を刺激する作用があるために、末梢血管が収縮して血流が少なくなります。その結果、血圧が上昇したり脈拍が速くなって、心臓に負担をかけ、血管の老化を促進します。

タール…たばこの煙を集めて冷やすと黄褐色のネバネバした液体、つまりヤ二のもとがタールです。タールにはベンツビレンなどの発がん物質や発がん促進物質がたくさん含まれています。

一酸化炭素…酸素は、赤血球の血色素と結びついて身体の隅々にまで運ばれます。ところがたばこを吸うと、一酸化炭素が酸素より200倍も強い力で血色素と結びつき、身体は軽い酸欠状態になってしまうのです。ニコチンと一酸化炭素は動脈硬化を促進させる作用があり虚血性心疾患を引き起こします。

2.受動喫煙
たばこの煙は、吸い口から吸い込まれる煙(主流煙)と火のついた先から立ち上がる煙(副流煙)に分けられます。主流煙と副流煙の成分を比較すると、副流煙の方にニコチン、タール、一酸化炭素などの有害物質が約2〜4倍多く含まれています。
たばこを吸わない人が知らず知らずのうちにたばこの煙を吸っていることを受動喫煙といいます。受動喫煙により、たばこを吸わない人の健康までおびやかされるのです。

3.がんとたばこ
たばこは肺がんだけでなく、多くのがんの発生に関わりがあります。特にタールが吸着されやすい肺、口腔・咽頭、喉頭、食道のがんと関わりが深いと考えられています。そして、喫煙の習慣と酒の習慣の両方があるとがんの発生はさらに多くなります。
 
4.呼吸器系疾患とたばこ
たばこの煙が通過する呼吸器はその影響を最も受けるところです。 
 
肺気腫…たばこの煙の刺激によって、気道が慢性的に炎症を起こし、また、煙の刺激が繰り返されることで、肺の一部が壊されたり傷ついたりします。このため、しだいに肺の弾力がなくなり、息切れや呼吸困難の原因になります。
 
慢性気管支炎…気道の分泌物が多くなり、咳や痰に悩まされる病気です。細菌感染を起こしやすくなり、発熱を伴うこともあります。大気汚染とたばこが2大原因といわれ、男性や高齢者に多くみられます。
 
※COPD(慢性閉塞性肺疾患)…COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは従来、慢性気管支炎、肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。タバコの煙を主とする有害物質を長期に吸入することで生じた肺の炎症性疾患であり、喫煙習慣を背景に中高年に発症する生活習慣病と言えます。歩行時や階段昇降など、身体を動かした時に息切れを感じる労作性呼吸困難や慢性のせきやたんが特徴的な症状です。(一般社団法人日本呼吸器学会呼吸器の病気(COPD)参照)
 
5.妊娠・出産
妊娠中の喫煙は、低体重児の出産や、早産、流産、乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険を高める原因となります。
それは、たばこに含まれるニコチンが子宮や胎盤の管を収縮させたり、一酸化炭素などによって胎児が酸欠状態にさらされるためと考えられています。しかし、禁煙後に妊娠した場合は、赤ちゃんの出生時の体重は、たばこを吸わない人とほぼ同じレベルになるといわれています。
また、乳幼児の誤飲事故のトップはたばこです。禁煙は誤飲防止にもつながります。

6.女性とたばこ
たばこは美容にもよくありません。たばこのニコチンは皮膚の血流を妨害し、ビタミンCを破壊します。たばこ1本でビタミンCが20mg以上も破壊されるということです。さらに、喫煙者の方がたばこを吸わない人より、子宮頸がんにかかりやすく、加齢による骨密度の低下が大きいことがわかっています。

7.口腔衛生とたばこ
口の中は、たばこの煙の影響を直接受けるところです。口腔がんなどのがんをはじめ、歯周病、歯石付着、口臭などの原因となります。

8.若い人とたばこ
若い年齢でたばこを吸い始めた人ほど、年をとってから肺がんになる危険が高くなります。小中学生の肺はまだ未完成で、活発に細胞分裂していますが、この時期にたばこを吸い始めると発がん物質の作用で肺の中にがんの芽ができやすいからです。

 かながわのたばこ対策

 

 ■世界禁煙デーについて

5月31日はWHO(世界保健機関)が定めた「世界禁煙デー」です。たばこを吸わないことが、一般的な社会習慣となることを目的に、昭和63年に制定されました。また、厚生労働省は平成4年から毎年5月31日から6月6日までを「禁煙週間」と定めています。たばこを吸われる方も、吸わない方もこの機会に「たばこと健康について」考えてみませんか?

 WHO(世界保健機関):世界禁煙デーシリーズ

 
 

問い合わせ

健康福祉部 健康づくり推進課 地域保健活動担当 
 
電話:046-260-5663
FAX:046-260-1156

ページの先頭へ戻る