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厚木基地に関する最近の動向(その2 P-1哨戒機の配備に関わる動向)

次期固定翼哨戒機の性能評価のための乗り入れ

 2007年(平成19年)10月11日、防衛省から市へ、海上自衛隊厚木航空基地への次期固定翼哨戒機の乗り入れについての通知がありました。この内容は、海上自衛隊が現在使用している固定翼哨戒機P-3Cの後継機となる、XP-1の装備品などの性能評価を実施するため、同機を厚木基地に乗り入れることを計画しているというものです。
 これを受け、大和市議会では同年11月1日、基地対策特別委員会を臨時に開催。同通知の内容が協議されました。
 本市は、同委員会で出された意見を踏まえつつ、県と綾瀬市と共に性能評価の目的や内容、厚木基地を選定した理由、航空機の安全性、性能評価の実施体制や運用および騒音など、多岐にわたって防衛省に照会し、同年11月30日に回答を得ました。
 一方、厚木基地の諸問題の解決に向けて取り組みを進めている大和市基地対策協議会(会長:大木哲大和市長)では、同年11月19日に航空自衛隊岐阜基地を訪問。開発メーカーにより社内飛行試験が行われているXP-1の概要の説明を受け、実際に飛行する同機を視察しました。
 その後、同年12月に開催された大和市議会では、「XP-1の厚木基地への装備品等の性能評価のための乗り入れについては、騒音や安全に十分配慮するよう強く要望する」との決議が採択されています。
 この翌年の2008年(平成20年)4月、大和市長は、神奈川県知事および綾瀬市長と連名により、1 乗り入れに伴う飛行及び試運転は、性能評価に必要な最小限なものに止めること、2 飛行の安全の確保に万全を期すこと、3 騒音軽減に最大限努力すること、4 その他、基地周辺住民の負担増加につながることのないようにすることを南関東防衛局長に要望しました。
 同年9月、次期固定翼哨戒機(XP−1)の1号機が、同年11月6日には2号機が性能評価のため、厚木基地に飛来し、以降、2機によって性能評価が実施されました。また、エンジン試運転場などの性能評価にかかる施設整備(※下記参照)が2010年(平成22年)2月に事実上終了し、それぞれの施設が使用されています。
 
※性能評価にかかる施設整備
エンジン整備場、エンジン試運転場、電子整備場、搭載支援器材作業場、洗機場(綾瀬市域)、
評価・解析棟(プレハブ建て)
次期固定翼哨戒機(XP-1) 1号機
次期固定翼哨戒機(XP-1) 2号機

次期固定翼哨戒機の厚木基地への配備にかかる通知

 厚木基地などにおいて次期固定翼哨戒機の性能評価が行われている中、2010年(平成22年)2月15日、防衛省から次期固定翼哨戒機P−1※の厚木基地への配備の通知がありました。この内容としては、2011年度(平成23年度)末から厚木基地にP−1を配備し、2010年度(平成22年度)から関連施設を整備するというものであり、これに対し、同日、大和市長は、「本市上空では、厚木基地の航空機による飛行が日々繰り返されており、市民は騒音被害や事故などの危険と隣り合わせの生活を強いられている。厚木基地の滑走路延長直下に位置する本市は、これまでも国に対し、一貫して基地機能の移転・縮小や騒音軽減を求めてきたところである。今回の厚木基地へのP−1配備は、市民の負担の増加が懸念されるものであり、この通知により受け入れられるものでなく、今後、46文書※との関係を含め、地元への十分な説明と対応を求めていきたい」とのコメントを発表しました。
 本市では、2010年(平成22年)3月に開催された議会などの意見を踏まえ、同年3月31日に国に対して、当該航空機を厚木基地に配備する理由や安全性、騒音、配備にかかる体制、運用、P-1関連施設のほか、いわゆる46文書についての考え方などについて綾瀬市および県とともに照会を行いました。
 同年6月に受領した国からの回答には、P-1の配備計画については、現時点では2011年度(平成23年度)に4機、2012年度(平成24年度)に2機、2013年度(平成25年度)に1機配備することを予定していることのほか、P-3CからP-1への機種変更に伴う部隊改編や定員の増加は予定していないこと、そして関連する施設として、搭乗員訓練講堂を2010年度(平成22年度)から2012年度(平成24年度)までの3ケ年で整備し、建物内において航空機の操縦訓練シミュレータ装置等を設置し、各種訓練を行う予定であることなどが記されています。
さらに、46文書に対する国の考え方についての問いに対し、「P-1については、安全性及び静粛性に優れた航空機であることから、『46文書』については、その取扱いを検討する必要があると考えている」などとの回答がありました。
 その後の2011年(平成23年)9月、防衛省から本市に対し、P-1の厚木基地への配備について、地上試験機に発見された不具合の影響により、2011年度(平成23年度)末に厚木基地に配備することとしていた計画を2012年度(平成24年度)に延期すると伝えられました。

※P-1配備に関する照会と回答の内容
大和市長、綾瀬市長、神奈川県知事三者の連名による照会の内容 (PDFへリンク)
南関東防衛局長からの回答の内容 (PDFへリンク)
 
※P-1…次期固定翼哨戒機の試作機であるXP-1が配備される時の名称
※46文書(よんろくぶんしょ)…1970年(昭和46年)12月20日、当時の横浜防衛施設局長からの大和市長あての「厚木海軍飛行場の海上自衛隊による共同使用について」と題する文書の通称。「大和市と厚木基地」の、U厚木基地 15ページ参照 http://www.city.yamato.lg.jp/web/kichi/yamato-atsugi2016.html

P−1哨戒機の厚木基地への配備

 不具合の影響により配備を延期するとされていたP-1哨戒機について、2013年(平成25年)3月12日、山本達夫南関東防衛局長(当時)が本市を訪れ、「全ての地上試験及び性能評価を終了し、機体の安全性等が確認されたことから、2012年度(平成24年度)から、現在運用している固定翼哨戒機P-3Cの後継機として、厚木基地にP-1を配備する」ことなどを通知しました。また、この通知のなかで、国は厚木基地へのP-1配備と46文書との関係についても説明しており、引き続き46文書は尊重すべきもの、との考えが示されました。

 その後、2013年(平成25年)3月14日に開催された大和市議会本会議において、厚木基地へのP-1配備について質問を受けた大木市長は、「P-1配備については、これまで様々な機会に市民や市議会、それぞれの立場から意見をいただいてきた。配備により厚木基地の機能強化、あるいは恒久化につながるのではないかとの懸念の声もある中、今後順次全国に配備されていくと聞き及んではいるが、慎重に見極めるとともに、検証していかなければならない。これらを踏まえ、慎重かつ十分に熟考を重ねた上で総合的に判断すると、極めて厳しい決断ではあるが、P-1の厚木基地への配備はやむを得ないものと考えている」などの考えを示しました。

 また、同年3月19日には南関東防衛局長に対し、「人口密集地に所在する厚木基地周辺の状況を十分に認識し、飛行の安全の確保に万全を期すことや、運用にあたって騒音軽減に最大限努力すること」などを要請しました。

 その後同年3月29日、2機のP-1が厚木基地へ飛来しました。

 本市は、今後も、国が示した安全性や静粛性などについて注視していくとともに、P-1の配備が市民の負担とならないよう国に適切に働きかけてまいります。

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大和市役所 市長室 基地対策課
 
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