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被災地の今を学ぶ 大和市の小・中学生が岩手県陸前高田市を訪問

2019年8月9日

 大和市内在住・在学の小・中学生25人(小学生17人、中学生8人)が7日〜9日の3日間、東日本大震災の被災地である岩手県陸前高田市を訪問しました。

 東日本大震災から8年が経過し、目に見えてまちは変わってきました。しかし、そこで暮らす人々にとっては、震災は今なお現在進行形です。
大和市では、子どもたちの震災への理解を深めるとともに、思いやりの心や社会に貢献したいという気持ちを育んでもらうことを目的に、「こども体験事業」として平成26年度から陸前高田市を訪れる事業を実施しています。


【陸前高田市長を表敬訪問】
 陸前高田市は東日本大震災で、市役所庁舎が全壊し、多くの職員が犠牲になりました。戸羽太・陸前高田市長は、「避難の際のルールづくりやだれにでも優しいまちづくりを目指しています」などと話し、同市の被災状況や復興へ向けた取り組みなどについて語りました。また、「当たり前のことに感謝して、困っている人に声をかける勇気をもってほしいです」とのメッセージが送られ、子どもたちは真剣な表情で受け止めていました。


【民泊体験や現地の祭りを通して現地の人々と交流】
 民泊体験では、受け入れ家庭の家業を手伝うなど、陸前高田市での日常を体験しました。受け入れ家庭は、高台にあったために津波の被害を免れた家もあれば、震災によって全壊して建て直した家もあります。どちらも、日常生活を取り戻し、平穏な毎日を送っていますが、今でも復興に向けた工事の大きい音が街に鳴り響くなど震災の爪痕が全て消えたわけではありません。

 また、東日本大震災の際、実際に避難をした経路を一緒に歩いたり、震災当時の様子を伺ったりしながら現地の人々との交流を深めました。あるご家庭では「震災でたくさんのものを失い、避難生活では苦労もたくさんありました。現在は、かさ上げされた土地の中心部に大きなショッピングセンターや商店街ができ、一歩一歩日常を取り戻しつつありますが、まだまだかさ上げ地には空き地が広がっていて、工事の音も続いています。大和市から震災のことを学びに陸前高田に来て、私たちと交流してくれることがとても嬉しいです」と子どもたちに語っていました。
さらに、陸前高田市の伝統行事「うごく七夕まつり」にも参加。華やかに飾りつけられた山車を引いたり、太鼓のお囃子に掛け声を出しながら飛び跳ねたり、地元の人たちと一緒に祭りを楽しみました。参加先の川原祭組の会長や地元の寿司屋の店主などの皆さんからも、地元を愛する思いや故郷再生にかける強い気持ちを聞くことができました。


【奇跡の一本松など被災地を見学】
 子どもたちは、震災遺構である奇跡の一本松やタピック45(旧・道の駅)を見学。震災前や震災直後の写真と現在の状況を見比べながら、津波の破壊力や恐ろしさについて学びました。今泉地区の高台からは、陸前高田の街が一望でき、津波で海から内陸の方まで被害が及んだこと、街のほとんどを津波が奪ってしまったことを感じていました。また、工事の進む防潮堤や、かさ上げ地に立つショッピングセンターや住宅など、復興へ向けて取り組む今の街の様子を、高台から見て学ぶことができました。


 参加した中学生は、「実際に被災地を訪問して被災者の皆さんとお話することで、ニュースなどで見聞きしただけでは分からなかった、震災や津波の悲惨さを肌で感じました。民泊体験では、陸前高田市の日常に触れることで、ここにも大和市で暮らす私たちと同じように、当たり前の毎日があったんだなと感じました。震災から8年がたって、震災のことを忘れていたり、知らなかったりする人がこれからも増えていく中で、自分ができることを今後しっかり考えて実行していきたいです」と話していました。
 今後、参加者は研修内容をまとめ、11月16日に開催される「大和市青少年健全育成大会」の中で発表します。


問合せ先:大和市役所 こども・青少年課(ベテルギウス2階) TEL 046−260−5226

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