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大木哲・大和市長 「一人になっても 独りぼっちにさせない まち」を目指す 仕事始めの訓示
2021年1月4日

市長ははじめに、12月29日から1月3日のあいだ、市内の陽性患者が連日10人を超す状況に触れながら「今、新型コロナウイルスという問題に全人類が一つになって取り組んでいます。大和市においても、大きな危機がすぐそこまで迫っているため、一人一人が全力で取り組んでほしい」と話し、続いてイギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズが、人間は環境に慣れる性向があるとの言葉を引用し、「1年間、新型コロナと向き合ってきた結果、良くも悪くも慣れが生じています。このことは、新たな問題です。また、コロナを起因とした大きな環境の変化が始まる可能性も高いため、常に最適な選択を目指していきましょう」と、幹部職員全員と現在の危機を改めて共有しました。
その後、2020年代は団塊の世代と呼ばれる昭和22年〜24年生まれの人が後期高齢者へと突入することから、少子高齢化が加速することを踏まえ、「これからは、一人世帯が急増します。また、コロナによってICTを活用するデジタル化が進展しました。この『少子高齢化×デジタル化』の波は、他者とのつながりが希薄となることへとつながり、結果として物理的そして精神的にも、孤独となる方が増える時代を迎えます」と語り、「大和市は、この先の時代を見据え『一人になっても 独りぼっちにさせない まち』を目指します。難しい問題ですが、今年を皮切りに一歩ずつ進んでいきましょう」と、新たな目標を掲げました。
最後に、人間は常にありのままの自分を意識し続けると、抑うつ状態になるとの心理学者の言葉を用いて、「自分について楽天的な心を持ち続けてください」と伝えるとともに、職員の心構えである「あいさつ、市民目線、笑顔、スピード感、ありがとう」の5点を伝え、「健康都市として今年も駆け抜けよう」と激励しました。
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