ここから本文です。
景観形成方針
■景観づくりの基本的な考え方
▼地域環境と調和させましょう

私たちが暮らすまちは、先人たちによって長年にわたって培われ、形づくられてきたものです。このまちの風土や歴史を受け継ぎながら、魅力ある景観づくりを進めていくため、地域環境や街並みとの調和を図った建築行為等を行っていくことが大切です。
▼歩く快適さを高めましょう

本市は、そのほとんどが鉄道駅から徒歩圏である「歩けるまち」という特徴があります。この特徴を生かし、歩く人の目線を大切にする「歩いて楽しいまち」を目指し、ゆとりややすらぎの感じられる境界部のデザインとしていきましょう。
▼身近な緑を増やしましょう

林間都市として開発されたまちの記憶を大切にし、市内のどの地域においても「身近な緑を楽しめるまち」を目指し、生垣、庭や花壇などによる四季の変化を楽しめる、うるおいのある街並みをつくっていきましょう。
■景観形成方針の構成
市内には、その土地利用状況によってさまざまな特性を持つ地域があります。そこで、それぞれの土地利用の方向性(用途地域など)に応じて4区分し、景観形成方針を定めています。
地区区分 |
用途地域 |
景観形成方針 | |
商業地 |
商業地域 近隣商業地域 準住居地域 第二種住居地域 |
|
|
複合市街地 |
工業地域 準工業地域 |
||
住宅地 |
第一種低層住居専用地域 第一種中高層住居専用地域 第一種住居地域 |
||
田園・緑地 |
市街化調整区域 |
景観形成方針は、全市共通の方針と該当地区の方針とから構成されます。
▼全市共通
▼商業地

基本目標:歩いて楽しい、個性とにぎわいのある景観
駅前の商業地では、安全で快適な歩行空間の創出と、個々の建物の個性を生かしながらもまとまりのある街並み景観の形成を目指します。また、幹線道路沿いでは、美しい沿道景観の形成を目指します。
▼複合市街地
▼住宅地
▼田園・緑地

基本目標:次世代に引き継ぐ、緑豊かでゆとりある景観
農地、河川沿いの斜面林、樹林や歴史的集落など、ふるさとの風景を伝える景観資源を活用し、自然や歴史と調和した景観の形成を目指します。