パートナーシップ宣誓制度スタートに合わせオランダ王国大使が表敬訪問

更新日:2022年02月01日

2021年4月2日

ペーター ファン・デル・フリート駐日オランダ王国大使と市長の写真

 4月1日、ペーター ファン・デル・フリート駐日オランダ王国大使が来庁し、大木哲(おおき さとる)大和市長を表敬訪問しました。ファン・デル・フリート大使は、この日に大和市で「パートナーシップ宣誓制度」がスタートしたことに敬意を表すため、訪れたものとなります。

 大和市のパートナーシップ宣誓制度は、同性カップルや事実婚の方など、法律上の婚姻が困難な2人の市民が、人生のパートナーであることを宣誓することで、市が「パートナーシップ宣誓書受領証」と「パートナーシップ宣誓書受領証カード」を交付するというものです。オランダは、2001年4月1日に法律を施行し、世界で初めて同性婚を合法化しました。その後、同国は、世界中で性の多様性が認められることを目指し、各国で普及・啓発活動に取り組んでいます。

 2021年の今年は、オランダが同性婚を施行してから20周年を迎える節目の年。大和市では、同国の法律が施行された日と同じ4月1日に、「パートナーシップ宣誓制度」をスタートさせました。こうした縁がつながり、オランダ大使館側からの申し入れによって今回の表敬訪問が実現しました。
 政策オフィサーのキム・ダン氏とともに訪れたファン・デル・フリート大使は、「大和市がパートナーシップ制度をスタートさせたことは、とても大きな一歩を踏み出したこととなります。それと同時に、同性婚の制度が日本全体に波及する手本となるようなリーダーシップを、大和市は実行されました」と笑顔で高く評価しました。大木市長は、「市ではこれまで、性的マイノリティの方々への偏見や差別の解消に努めてきました。この制度により、当事者の方が少しでも生きづらさを感じず、大和市に住んでよかったと思っていただければ幸いです」と、制度への思いを語りました。

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