11月1日は「歴史の日」 市域の歴史などに関する講座と展示を開催
令和4年11月1日

市では、市民の皆さんがさまざまな「歴史」を知り、一人ひとりの人生の豊かさや文化的な交流・発展につなげられるよう、毎年11月1日を「歴史の日」と定めました。
歴史は、私たち一人ひとり、家庭、地域、仕事場など、あらゆるところで生まれています。それらの多くは、日本史や世界史の本流に登場することはない小さな歴史かもしれませんが、人々の暮らしや文化の変遷をうかがい知ることができる貴重なもので、時に他者をもひきつける魅力があります。
「歴史を知ることは面白い」、「歴史を知ることで、今を見つめ直し、未来を考えることができる」。市ではそういった想いから、歴史の振り返りとして、令和2年3月に市域の興味深い歴史の話題を抽出した書籍『大和市の歴史』を、令和4年9月に市域の災害と対策の歴史をまとめた書籍『大和市の災害史』を発刊しました。
毎年11月1日から11月7日は、国が定める文化財保護強調週間、教育・文化週間です。市民一人ひとりの歴史から、市域の歴史、日本の歴史そして世界の歴史に至るまで、市民の皆さんに歴史を振り返る契機になればと定めました。
「歴史の日」となった本日、大和市文化創造拠点シリウス(大和市大和南1-8-1)で、市域の歴史と文化財に関する講座と展示を実施。講座の始めに大木哲・大和市長が「大和市は、11月1日を歴史の日を定め、歴史の1ページを開きました。皆さん一人ひとりがその証明です」と挨拶。講座「大和市歴史おもしろ話」では、日頃から歴史に関わる業務に携わる市職員が「大和」の地名の由来や、幻の城「深見城」、厚木基地の歴史などを説明しました。最後に「皆さんは日記を付けていますか。日記は情報の宝庫です。まずは自分のために、まだ見ぬ誰かのために、ぜひ記録に残してみてください。一人ひとりの人生も歴史だと思います」と締めくくりました。
また、「大和市歴史・文化財いろいろ展示」では、貴重な市の文化財や絵本の原画などが展示され、来場者たちは興味深く見ていました。
■問合せ先■
大和市 文化振興課(市役所2階) 電話番号:046-260-5225
更新日:2022年11月04日