こもりびと支援窓口 ~こもりびとコーディネーターが相談支援に応じます~

更新日:2024年05月17日

こもりびと支援窓口案内

「大和市こもりびと支援条例」を制定しました

大和市では、こもりびと及びその家族等が、望まない孤独や孤立を伴うことなく安心して生活し、希望する時に必要な支援につながることのできる地域社会の実現に寄与するため、大和市こもりびと支援条例を制定しました。(令和4年9月27日施行)

条例制定の背景

大和市では、ひきこもりの状態にある人を「こもりびと」と称し、令和元年から健康福祉総務課内にこもりびと専門の相談窓口を設置してきました。

ひきこもりの問題がふとしたきっかけで誰にでも起こり得ること、当事者や家族等にとって周囲の理解が大切であること等を明示するとともに、市の責務や市民及び関係機関の役割を明確にし、市として将来にわたって支援を行っていく姿勢を広く示したいと考え、条例を制定しました。

条例の内容

こもりびとの支援に関する基本理念及び基本的施策を定めることにより、こもりびとの支援に関する施策の総合的な推進を図るとともに、市民の理解を促し、もってこもりびと及びその家族等が、望まない孤独や孤立を伴うことなく安心して生活し、希望する時に必要な支援につながることのできる地域社会の実現に寄与することを目的としています。

基本理念において、こもりびとに関する市民の理解が深められ、こもりびと及びその家族等が生活する上でその尊厳が保持されること、こもりびと一人一人の生き方及び価値観が尊重され、自らの意思で社会とつながるために多様な選択肢が示されること、こもりびと及びその家族等が必要とする支援が適時に行われることを掲げています。また、市の責務、市民の役割、関係機関の役割などを明記し、市が実施する基本的施策についても記載しています。

条例全文は下記のリンクからご覧いただけます。

 

こもりびと支援講演会

令和5年度 こもりびと支援講演会(講師:林 恭子氏)

※上記、講演会につきまして、お申込人数上限を220名まで引き上げて受付中です。(事前受付200名様+当日受付20名様を目安にしています)

令和4年度 こもりびと支援講演会 (講師:池上 正樹氏)

令和4年度 こもりびと支援講演会の動画を公開

令和3年度 こもりびと支援講演会の動画を公開

今回の講演では、こもりびとの皆さんの実情を知っていただくことで偏見をなくし、支援の輪を広げることを目的とし、前編・後編に分けて講演会の動画を配信します。また、こもりびとの皆さんやそのご家族の方に対しては、「誰かに頼ってほしい」との思いを伝えます。ぜひご視聴ください。

【講演内容】

こもりびとと地域社会 コロナ禍の「8050問題」

【講師】

フリージャーナリスト 池上正樹氏

令和3年度 大和市こもりびと支援講演会の動画

前編

外部リンク:https://youtu.be/BQBS6sGS4-E

後編

外部リンク:https://youtu.be/T5o-IlqizsA

※視聴に係る通信費等は視聴する方の負担となります。

こもりびと支援窓口

国はひきこもりについて、仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態としています。
 市では、いわゆるひきこもりの状態にある「こもりびと」の当事者やそのご家族が抱える複合的な課題に対応するため、「こもりびと支援窓口」を設置し、「こもりびとコーディネーター」が、ひきこもっていることに伴う悩みや日常生活における困りごと、就労や社会活動、将来への不安などについての相談に応じ、適切な制度の案内や相談機関への取次のほか、必要に応じて担当課や関係機関への同行や訪問支援など、相談者に寄り添った支援を行ってまいります。

ひきこもりVOICE STATION

厚生労働省 ひきこもりVOICE STATION のページ

神奈川県ひきこもり地域支援んセンター

神奈川県ひきこもり地域支援センター のページ ※電話・面接・SNS相談あります。

ご相談について

こもりびとコーディネーターが相談者に寄り添った支援を行います。ひとりで悩まずに、まずはご相談ください。
電話または直接、窓口までお越しください。(電話でのご予約をお勧めしております。)

専用電話 046-260-5625

対象となる方

  • 仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、概ね6か月以上、自宅にひきこもっている方とそのご家族。
  • また、その傾向のある方とご家族です。学齢期の児童・生徒は、必要に応じて各学校あるいは教育委員会青少年相談室に取り次ぎます。
  • また、福祉的支援の対象とならないなど、相談の内容によっては30歳未満の方についても青少年相談室で対応します。

こもりびと支援ハンドブック

市では、こもりびとやそのご家族が一歩を踏み出す一助になればと思い「こもりびと支援ハンドブック」を作成しました。
こもりびと支援ハドブックは読みやすいようイラストを多く盛り込み、漫画「こもりびと」を始めとし、こもりびとのことでご家族等に知ってほしいことや、こもりびとコーディネーターからの一言、こもりびと支援の段階的なイメージなどを掲載しています。
こもりびとのことでお悩みでしたら、ぜひ一度ご覧ください。

漫画「こもりびと」の中身の一部

(注意)内容の一部です

こもりびと支援ハンドブックの表紙の写真
ギャラリーこもりびと (当事者の作品)
当事者が描いた、猫の絵
当事者が描いた、スニーカー
当事者が描いた、ポスト

その他

SNS相談

LINEによるひきこもりに関する悩み相談(神奈川県)

かながわひきこもり相談LINE(外部リンク)

相模原市の中学校夜間学級について

義務教育を終了しないまま学齢期を経過した方や様々な理由で十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方、外国籍等で日本の義務教育に相当する教育を受けていない方を対象に、相模原市に中学校夜間学級が開級します。

孤独・孤立対策

国は、社会的不安に寄り添い、深刻化する社会的な孤独・孤立の問題について総合的な対策を推進するため、内閣府に、孤独・孤立対策推進室を設置し、政府一体となって孤独・孤立問題に取り組んでいます。

この記事に関するお問合せ先

健康福祉部 健康福祉総務課 地域福祉係
〒242-8601 大和市鶴間1-31-7 (保健福祉センター5階 案内図
電話:046-260-5604

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