プロジェクトストーリー(2)

事業概要
大和市と綾瀬市の両市に隣接している施設の特性及び、両市に共通する資源を有効活用し、地域の活性化や親睦等を深め、相互の関係性を強化していくことを目的とし、綾瀬市と連携したスポーツイベントです。
<実施内容>
・両市ホームタウンチーム4チームによるサッカー教室
・スポーツ体験(ニュースポーツ/アルティメット/バスケットボール/ストラックアウト/ラグビー)
インタビュー
プロジェクトの発足のきっかけ

令和7年3月2日に初めて開催した大和・綾瀬スポーツフェスティバル。スポーツを通じて、「地域交流」及び「行政の広域的な連携」といった行政課題を解決していく一助とするために誕生したイベントです。
イベント開催に向けて着目したのが、厚木基地の南側に隣接しており、多くのスポーツ施設を有している大和ゆとりの森と綾瀬スポーツ公園。加えて、大和市は横浜F・マリノスと大和シルフィード、綾瀬市はSC相模原とノジマステラ神奈川相模原といった男女サッカーのホームタウンチームがある。そういった共通資源です。
「そんな共通資源を有効活用し、スポーツを通じて両市民が喜ぶことをしよう」という発想及び両市の想いと相互の理解がこのプロジェクトのきっかけとなっています。
進行する中で苦労したことや障壁となったこと

初めて開催するイベントであることに加えて初めて他市と連携して行うという、今までに経験したことのないことが多く、苦労することはたくさんありました。
まず、初めてということで、一から内容を考えマニュアルを作成する必要がありました。他市職員と密にコミュニケーションをとることで、お互いに今まで実施してきた事業の経験を活かし、よりよい案を採用させながら創り上げていきました。
また、協力団体の数が今までのイベントよりも多かったため、調整には苦労しました。打ち合わせ一つ行うにも日程を合わせるのに苦労するため、対面での打ち合わせは最小限で済むように、事前に課題を洗い出してから実施し、密度の高いものにするように努めました。その他にも困難な障壁はありましたが、いずれも両市で連携し、協力して準備してきたから乗り越えられた壁だと思っています。
プロジェクトメンバーの心境や行動の変化

初めて他市の職員と仕事をすることとなり、最初の打ち合わせはお互い様子を伺いながら意見を出していました。前例が無いイベントであり、過去の資料等に頼ることができない不安もあるので当然だと思います。しかしながら、初めてのイベントを成功させたいという責任と覚悟が、指示を待つのではなく、どのようにしたら参加者が増えるか、盛り上がりが図れるか、自ら考え、課題を見つけ、能動的に動くきっかけになったと感じています。
初めて実施する他市と連携したイベント。大きな取り組みで不安もありましたが、何も無いからこそ、自由な発想で新しいアイデアを出して、両市の職員で一から積み上げていく。職員の発想が基になり、初めてのイベントが形作られていく、そういった楽しさが感じられ、充実感も育まれていったと思います。
実施後の反響や効果

当日は天候にも恵まれ、たくさんの方に来場していただくことができました。参加者からのアンケートでは、「両市で協力したイベントが実施されて嬉しい」や「子どもが楽しんでいました」といった、イベント主催者として嬉しいお言葉をたくさんいただきました。
協力いただいたホームタウンチームからも、「4チームで交流して実施したサッカー教室は刺激となった」や「それぞれ個性が出ていておもしろかった」といった感想もあり、まさに本イベントの目的である「地域の活性化や親睦を深め、相互の関係性を強化していく」ことを達成できたのではないかと思います。
また、このような参加者やホームタウンチームからのご意見によって、これまでの準備が報われたような気持ちになり、次回に向けての活力になっています。
今後の展望

第1回目のスポーツフェスティバルは、男女サッカーが中心のイベントでしたが、職員の発想と両市が関係するスポーツ団体の協力もあり、両市のスポーツ推進委員によるニュースポーツ体験、野球、バスケットボール、ラグビーと開催種目を増やし、両市民に楽しんいただける内容の充実に努めています。今後も、イベント開催のきっかけや内容の充実につながった職員の発想を大切にしていきたいと思います。
加えて、両市職員間の交流もこのプロジェクトで得られた財産です。市役所の業務で他市の職員と共に業務を行っていくことはほとんど無く、お互いの知見を深め、視野を広げることにつながる等、貴重な経験となっています。
このプロジェクトで得られた財産(職員の発想の活用、他市職員との交流)を大切にしていきたいと考えています。

更新日:2026年03月13日