成人風しん予防接種一部公費助成について
実施期間
令和6年4月1日から令和7年3月31日まで
申請方法(接種前の申請が必要です)
- 申請書を市へ郵送またはFAX
- 電子申請
- 電話 (医療健診課 046-260-5662:平日8:30~17:00)
申請から10日前後で市から必要書類を送付します。
※どの場合も申請者ご自身の親子(母子)健康手帳のお名前が分かるページ及び予防接種のページ(すべて)の写しを提出してください。
※電子申請の場合は画像をアップロードしてください。
※男性が申請する場合、上記に加え、生まれてくる子の親子(母子)健康手帳の写し(出生届済証明のページ:子の保護者<母(妊婦)・父>の氏名・生年月日・住所の欄を記入してください)を提出する必要があります。
風しんとは
風しんは、風しんウイルスによって引き起こされるウイルス感染症で、発疹、発熱、リンパ節の腫れが主症状です。
基本的には予後良好な疾患ですが、成人で発症した場合、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めるなど、子どもより重症化することがあります。
妊娠早期の妊婦さんが風しんウイルスに感染すると、お腹の赤ちゃんにも風しんウイルスが感染して、白内障や心疾患、聴力障害など(先天性風しん症候群)を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。
平成25年は全国的に風しんが流行しました。20代~40代は抗体保有者が少ないことから、今後も周期的に流行する可能性があります。この状況を受け、大和市では、成人風しん予防接種の一部公費助成を行います。
この予防接種は任意の予防接種であり、予防接種を希望する方は、このページを読み、効果や副反応を理解したうえで接種するかどうかをお決めください。
※神奈川県では、風しんの抗体の有無を調べる検査(無料)を行っています。詳しくは こちら
対象者
接種日時点で19歳以上であって、大和市の住民基本台帳に記録されている方、または出入国管理及び難民認定法の規定により仮放免され、大和市に居住している方で、
(1)妊娠を希望している女性(妊娠している方又は妊娠の可能性のある方は接種できません)
(2)妊娠中の女性の夫(事実上の婚姻関係にあると認められる場合を含む)
-
風しんを含むワクチン(※)の接種歴が合計2回以上ある方
(※)風しんワクチン、麻しん風しん混合(MR)ワクチンなど接種歴はご自身の母子健康手帳で必ずご確認ください。 - 過去に、明らかに風しんにかかった方
- 過去に、この助成制度を利用した方
- 昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性(風しん追加的対策の制度)
以下の方は、助成制度の対象外(全額自己負担)になります。
助成金額(自己負担があります)
MRワクチン(麻しん風しん混合) 6,000円
風しん単体ワクチン 4,000円
※接種費用は医療機関によって異なります。接種費用から助成金額を引いた差額を医療機関へお支払いください。また、接種ができなかった場合は、予診料(診察料)をお支払いいただくことがあります。
※市から通知書や予診票の交付を受けた場合でも、後に助成の対象外であることが判明した場合は、全額自己負担となります。
接種方法
「麻しん風しん混合(MR)ワクチン」あるいは「風しんワクチン」を1回接種
※新型コロナワクチン接種日の前後2週間は、他の種類のワクチンを受けられません(R5年3月現在)。
協力医療機関
予約が必要な場合がありますので、接種する医療機関に確認してください。
持ち物
- 通知書
- 大和市成人風しん予防接種予診票
- 健康保険証
※妊婦の夫が受ける場合は、生まれてくるお子さんの親子(母子)健康手帳もお持ちください。
※1及び2は、申請受理後、申請者へ交付します。
予防接種を受けるときの注意事項
接種に当たっての注意事項
予防接種は、体調の良い日に行うことが原則です。健康状態が良好でない場合には、かかりつけ医等に接種についてご相談の上、接種するか否かを決めてください。
※なお、次の場合には予防接種を受けることができません。
- 明らかに発熱(通常37.5℃以上をいいます)している場合
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな場合
- 受けるべき予防接種の接種液の成分によって、アナフィラキシー(ひどいアレルギー反応)を起こしたことがある場合
- 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する場合及び免疫抑制をきたす治療を受けている場合
- 現在、妊娠している、またはその可能性がある場合
- その他、医師が不適当な状態と判断した場合
女性への注意事項
妊娠している方又はその可能性がある方は、接種することができません。
妊娠していないことが確認された後、適当な時期に接種を受けてください。
なお、接種後2~3か月間は、妊娠を避けることが必要です。
接種後の注意
- まれに接種後30分以内にアナフィラキシーという重いアレルギー反応が出現することがあります。接種を受けた後30分間は、接種を受けた医療機関で様子を見るか、医療機関とすぐに連絡を取れるようにしてください。
- 接種当日は、過度な運動は避け、静かに過ごしてください。
- 接種部位は、清潔を保ちましょう。
- 接種当日の入浴はさしつかえありませんが、接種部位をこすることはやめましょう。
- 接種後2~3週間は、健康状態や副作用に留意し、気になる症状がある場合は受診しましょう。
- 女性の方は、必ず接種後2~3か月は避妊をしてください。
予防接種の効果と副反応について
(1)ワクチンの効果
風しんワクチン(主に接種されているものは麻しん・風しん混合ワクチン)を接種することによって95%以上の方が免疫を獲得することができると言われています。ただし、いつまで免疫が持続するかについては、獲得した免疫の状況や、その後の周りでの流行の程度等によって異なります。
(2)風しんを含むワクチンの主な副反応
1回目のワクチン接種後2週間以内に発熱を認める人が約13%います。その他、接種後1週間前後に発疹を認める人が数%います。アレルギー反応としてじんま疹を認めた方が約3%、また発熱に伴うけいれんが約0.3%に見られます。2回目の接種では接種局所の反応が見られる場合がありますが、発熱、発疹の頻度は極めて低いのが現状です。稀な副反応として、脳炎・脳症が100万~150万人に1人以下の頻度で報告されていますが、ワクチンとの因果関係が明らかでない場合も含まれています。
接種後2~3週間は副反応の出現に注意してください。
健康被害救済制度
今回の接種で健康被害を受けた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構の救済制度による被害救済の対象となります。
給付申請の必要が生じた場合は、健康被害を受けた人又はその家族が必要な書類を揃えた上で、直接独立行政法人医薬品医療機器総合機構に請求することになります。
参考: 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構のページ
【関連リンク】
神奈川県風しん撲滅作戦(神奈川県ホームページ) 【 http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f420454/ 】
【お問い合わせ】
● 健康福祉部 医療健診課(保健福祉センター4階)
● 住所/大和市鶴間1-31-7
● 電話/046-260-5662
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