不育症とは、妊娠はするものの、流産・死産を2回以上繰り返す状態と定義されています。すでにお子さんがいる方でも、その後の妊娠で流産・死産を2回繰り返している場合は、不育症となります。

 妊娠した方全体の10~20%程度が流産すると言われていますが、このうち、受精卵の染色体異常を要因とするものは、50~70%とされています。このタイプの流産は、治療によって防ぐことのできないもですが、一方で受精卵に異常がないにもかかわらず流産・死産してしまう方が少数います。不育症が疑われる方は、原因の有無を判明させるために、検査することが推奨されています。

 要因となるものは、男女のいずれか、または一方に染色体構造異常がある場合のほか、自己免疫異常や子宮形態異常など、さまざまなものがあります。不育症が疑われる場合は、まずは主治医の産婦人科医にご相談ください。

大和市には「大和市不育症治療費助成事業」があります。同治療にかかった検査費や治療費の一部を助成するというものです。詳しくは、こちらをご覧ください。
不育症治療費の助成

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