水痘(水ぼうそう)は、水痘―帯状疱疹ウイルスによる感染症です。感染経路は、直接接触、飛沫感染あるいは空気感染で、感染力の強い感染症の一つです。ひとたび感染すると、一生身体の中に潜伏感染し、加齢や免疫抑制状態等で再活性化し、帯状疱疹を発症します。

水痘の潜伏期は通常2週間程度です。特徴的な発疹が主症状でかゆみを伴います。発疹の発現する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹は紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱、膿疱(粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かさぶたになること)して治癒するとされています。

まれに脳炎や肺炎、肝機能の異常を伴うことがあります。また、かゆみがあるため、水疱をかきむしるなどして皮ふから細菌が入り、その細菌が全身に回ると敗血症などの重症の細菌感染症を合併することもあります。

※水痘予防接種は、平成26年10月1日より定期予防接種となりました。

対象年齢

 1歳~3歳未満

※ すでに水痘にかかったことがある場合は、定期接種の対象外となります。

接種する回数と間隔

 1回目の接種から3か月以上(標準的には6か月~12か月)の間隔をあけて2回目を接種

その他の注意

 輸血または免疫グロブリン製剤の投与等を受けたお子さんは、一定の期間をあける必要があるため、接種時期についてかかりつけ医と相談してください。

【お問い合わせ】

健康福祉部 医療健診課(保健福祉センター4F) 健康診査・がん・感染症予防係
住所/大和市鶴間1-31-7
電話/046-260-5662 
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