慶長年間の墓

更新日:2021年08月20日

慶長3(1598)年の銘が刻まれた板碑型の墓です。大和市近郊では、故人供養のために石塔が多く建てられるようになるのは17世紀に入ってからなので、これはたいへん初期のものであると位置づけられます。また、この墓碑は一般の墓地に多く見られる七沢石ではなく、伊豆地方のものと推定される石を使っており、そういう点から見ても珍しいものです。

墓誌の横に板碑型の墓が2つ並びその前に線香立てが置かれている写真

この記事に関するお問合せ先

文化スポーツ部 文化振興課 文化振興係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎2階 案内図)
電話:046-260-5222

お問合せフォーム