福田の廻り地蔵および講中道具

更新日:2021年10月13日

廻り地蔵は、大和市福田の新道下及び外記明(名)で寛正3(1791)年から平成25(2013)年までおこなわれていた民間信仰行事です。本尊は木造地蔵菩薩半跏像(廻り地蔵)で、地蔵は厨子に収納され講中各家を廻り、毎年10月4日の地蔵講の縁日には百万遍の数珠繰りがおこなわれました。江戸時代に相模・武蔵で隆盛をみせた廻り地蔵という民間信仰行事が、市内でも長年にわたって独自に継承されてきたことを示すものであり、市域の習俗を後世に伝えるものとして重要です。

黄金色の仏像が蓮の台座に座り、左手に宝珠、右手に錫杖を持っている写真

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