木造優婆尊尼座像
髪を中央で左右に分けて肩にたらし、口・両眼ともに大きく開いた一種の憤怒相(ふんぬそう)で、歯や舌も克明に刻まれています。像高は40.5センチメートル、寄木造りで玉眼嵌入、肉身部には漆箔(しっぱく)が施されています。製作年代を示す資料は残されていませんが、作風から室町時代後期(15世紀)の造像と推定されます。 旧福田村には、この像にまつわる「姥山」伝説が残されており、子育ての姥さまとして信仰をあつめています。特に子どもの百日咳や長患いに霊験あらたかであると言われています。
「文化の薫るまち」を目指す大和市の文化芸術情報サイトです
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髪を中央で左右に分けて肩にたらし、口・両眼ともに大きく開いた一種の憤怒相(ふんぬそう)で、歯や舌も克明に刻まれています。像高は40.5センチメートル、寄木造りで玉眼嵌入、肉身部には漆箔(しっぱく)が施されています。製作年代を示す資料は残されていませんが、作風から室町時代後期(15世紀)の造像と推定されます。 旧福田村には、この像にまつわる「姥山」伝説が残されており、子育ての姥さまとして信仰をあつめています。特に子どもの百日咳や長患いに霊験あらたかであると言われています。