令和7年度文化財愛護講座「遺跡発掘に魅せられた人々」を開催します

概要
遺跡の発掘調査現場をご覧になったことはありますか?テレビで観たことはあるけど、実際には見たことがない…そんな人も多いのではないでしょうか?
大和市域では、今から約35,000年前の旧石器時代から人が住み始め、それぞれの時代の人々が生活した痕跡が遺跡として地中に残っています。遺跡を調査して大昔の人々の暮らしや社会を考えるのが考古学という学問です。遺跡発掘は、地形や気候の影響を受けながら屋外で行う肉体労働で、つらいことや苦しいこともたくさんあります。しかし、土中に眠り続けた何千年、何万年前の人々が生きた証を発掘調査で掘り出した瞬間の興奮、驚き、感動は、それらの苦労を吹き飛ばすほどの魅力に溢れています。考古学者や遺跡発掘に携わる人々は、そんな魅力に憑りつかれ、遺跡を掘り続けるのです。
今回の講座では、遺跡発掘に魅せられた人々を題材にしたドキュメンタリー映画「掘る女」を鑑賞し、実際に大和市域での発掘調査に携わった考古学者である堤隆氏と諏訪間順氏に、遺跡発掘や考古学の魅力、市域の遺跡発掘のこぼれ話などをテーマにしたトークセッションを行っていただきます。
市民の方々が暮らす足もとに眠る遺跡について知ってもらい、興味を持つきっかけとなれば幸いです。
※「掘る女」…2022年制作、同年8月に公開されたドキュメンタリー映画(111分)。「発掘」に魅せられた女性たちに光を当て、男性社会と思われがちな考古学界において、発掘現場で汗だくになりながら夢中で地面を掘る女性たちの生き生きとした姿を追う。
開催期間
- 令和7年11月1日(土曜日)
- 午前9時45分から午後1時00分
詳細
- 申込方法:つる舞の里歴史資料館(電話番号:046-278-3633、ファックス:046-272-5216)へ直接、電話またはファックスにて「氏名・連絡先・参加人数」をご連絡ください
- 対象:どなたでも
- 定員:先着140名 ※定員に達しない場合は当日参加可
会場
- 渋谷学習センター 多目的ホール
- 大和市渋谷5-22 IKOZA2階
アクセス
- 小田急江ノ島線「高座渋谷駅西口」から徒歩2分
この記事に関するお問合せ先
健幸・スポーツ部 文化振興課 市史・文化財係
大和市つる舞の里歴史資料館
〒242-0002 神奈川県大和市つきみ野7-3-2
電話:046-278-3633
更新日:2025年10月06日