大和市文化芸術振興条例

更新日:2022年02月01日

 「健康創造都市 やまと」を将来都市像とした第8次総合計画が平成21年度からスタートしました。この総合計画では「豊かな心を育むまち」を目標の一つに掲げていますが、目標達成のためには文化や芸術の振興が欠かせません。
 そこで、文化芸術の施策を実施する際の拠りどころとするため、平成21年12月、大和市文化芸術振興条例を制定しました。

背景

桜の花が満開に咲き誇っている写真

 国民の文化に対する関心の高まりから、平成13年に文化芸術振興基本法が制定されました。法には、地方公共団体の責務について、「国との連携を図りつつ、自主的かつ主体的に、その地域の特性に応じた施策を策定、実施する」と定められています。
 法の制定を契機に、全国の自治体で文化芸術に関する条例を制定する動きが活発化し、平成20年7月現在、60市町村と20都道府県で制定されています(文化庁調べ)。県内では、平成21年10月までに、神奈川県、川崎市、横須賀市、逗子市が条例を制定しています。

条例が制定されるまで

長机をロの字に囲んた会議室に関係者が座り、奥に立っている女性が話しをしている写真

 平成21年4月 (仮称)大和市文化芸術振興条例検討会議の公募委員募集[募集終了]
 条例素案を検討する組織の市民委員(3人)を募集しました。

 平成21年6月 パブリックコメント(条例骨子案に対する意見公募)[募集終了]
 市で作成した条例骨子案に対して広く市民の意見を聴き、意見は(仮称)大和市文化芸術振興条例検討会議での議論に反映しました。

 平成21年6月〜9月 (仮称)大和市文化芸術振興条例検討会議の開催[会議終了]
 (仮称)大和市文化芸術振興条例検討会議を設置し、条例素案をまとめました。
 委員構成は、社会教育委員、学識経験者、文化芸術活動団体代表者、公募委員で、9名を選任しました。
 開催内容等は、(仮称)大和市文化芸術振興条例検討会議のページをご覧ください。

 平成21年12月 市議会における審議[審議終了]
 (仮称)大和市文化芸術振興条例検討会議でまとめられた素案をもとに市長が条例案を作成。市議会に上程し、条例案どおり議決されました。

 平成21年12月25日 公布・施行
 
第8条(大和市文化芸術振興審議会)に関する規定は、平成22年4月1日から施行しました。

大和市文化芸術振興基本計画

「大和市文化芸術振興基本計画」は大和市文化芸術振興条例の規定に基づき策定された本市の文化芸術振興の指針となるものです。
平成23年度から、この計画に基づいて文化芸術に関する様々な施策、事業を展開しています。

大和市文化芸術振興審議会

文化芸術の振興に関する基本的な事項を審議することを目的に設置された市の付属機関です。
文化芸術などの分野に関して優れた知識、経験を有する専門家や市内の文化芸術団体の代表者、公募市民などによって構成されています。

条例制定記念事業

ステージ上に吊るされた大きな白紙に独特なタッチな書を描いた作品の前に立つ、着物を着た越前屋俵太さんの写真

 平成22年2月20日(土曜日) 文化芸術講演会を開催しました

大和市文化芸術振興条例の制定を記念して、条例を広くPRするため、文化芸術の世界で活躍されている方をお招きして、講演会を開催しました。

  • 講師:書動家 俵越山さん(越前屋俵太さん)
  • 会場:大和市生涯学習センター ホール

[講演は終了しました]

 (注釈)俵越山さんとは?

 以前「越前屋俵太」としてテレビ等で活躍し、現在は「書動家 俵越山」として、地方の小学校などで楽しく自由に書く書道を教え、時には、若き伝統工芸師やロックミュージシャンとのコラボを行ったり、さらには、書道を使って自己を解放させるセミナーの開催など精力的な活動を展開し、枠にはまらない、枠からはみ出した活動をされています。

関連リンク

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