水痘(みずぼうそう)について
神奈川県の感染症発生動向調査49週報(2024年12月2日から12月8日)において、厚木保健福祉事務所 大和センター管内での水痘(水ぼうそう)の定点あたり報告数が、警報レベルの基準値である「2」を超えました。
水痘とは
水痘とは、水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、「みずぼうそう」とも呼ばれます。
潜伏期間は感染から2週間程度です。
9歳以下の小児の感染が多いですが、成人ではより重症化するリスクが高いと言われています。
主な症状
38℃程度の発熱や、水疱(水ぶくれ)が全身に出現することが症状の特徴で、水疱が痂皮(かさぶた)化することで治癒します。
感染経路
空気感染、飛沫感染、接触感染があります。
予防方法
水痘の予防にはワクチン接種が有効です。
平成26年10月から、水痘ワクチンは定期接種となっており、生後12か月から36か月に至るまでの間に、2回の接種を行います。
感染予防のため、ワクチンの確実な接種をお願いします。
更新日:2024年12月13日