RSウイルス感染症について

更新日:2024年01月04日

RSウイルス感染症は、秋から冬にかけて流行する感染症です。

小さなお子さんは重症化するおそれがありますので、周囲の方を含めて予防に努めましょう。

RSウイルス感染症とは

RSウイルスによる呼吸器の感染症で、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ全員が感染するといわれています。症状は、軽い風邪のような症状から重い肺炎まで様々ですが、乳児期早期(生後数週間から数か月間)にRSウイルスに初感染した場合は、細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。特に、低出生体重児や、心臓や肺に基礎疾患があったり、神経や筋肉の疾患・免疫不全が存在する場合には注意が必要です。

通常、RSウイルスに感染してから2〜8日、典型的には4〜6日の潜伏期間を経て発熱、鼻汁などの症状が続きます。多くは軽症ですみますが、発熱したり、ひどい咳がつづく、呼吸がぜいぜいするなどの症状が見られたら、早めに医療機関を受診しましょう。

RSウイルス感染症の予防法

感染経路は、患者さんのくしゃみや咳など唾液のしぶきによる飛沫感染と、手指を介した接触感染です。そのため、咳などの症状がある年長児や成人は、できる限り乳幼児、特に0歳児と1歳児との接触は避け、接する場合はマスクを着用し、咳エチケットに努めましょう。また、子どもたちが日常的に触るおもちゃや手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤等で消毒し、外出から戻ったら手洗い、うがいをしましょう。

 

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