手足口病について

更新日:2023年12月14日

手足口病は、口の中や手、足などに現れる水疱性の発疹が特徴の急性ウィルス性感染症で、乳幼児を中心に流行します。予防のためにこまめな手洗いを心掛けると共に、何よりも水分不足にならないようにすることが重要です。

主な症状

3〜5日の潜伏期後に、手のひら、足の裏、口の中や唇に2〜3ミリメートルの水ぶくれ様の発疹が出現します。通常は3〜7日の経過で消失するため、特別な治療は必要ありません。

しかし、まれに髄膜炎などの合併症が生じることがありますので、頭痛、嘔吐、高熱、2日以上の発熱がある場合は、速やかに医師の診察を受けてください。

感染経路

手足口病は主にせきやくしゃみを吸い込んだり、患者の便などに含まれるウィルスが手を介して口に触れることで感染します。

治療

病気そのものを治す薬はありません。症状に応じた治療となります。

予防方法

手足口病に有効なワクチンはありません。

予防のためには、排泄物を適切に処理し、こまめな手洗いをしましょう。また、せきやくしゃみをする時には、口や鼻をティッシュ等で覆う、集団生活ではタオルの共用を避けるように心がけて下さい。

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