感染性胃腸炎(ノロウィルスなど)にご注意ください
感染性胃腸炎とは
感染性胃腸炎は、細菌、ウイルスなどの病原体により、おう吐や下痢など胃腸炎症状を主症状とする感染症の総称です。
ノロウイルス、ロタウイルスなどウイルス感染によるものが代表的ですが、細菌や寄生虫も原因となり、一年を通して発生します。
ノロウイルス感染症は毎年秋から冬にかけて流行し、12月から翌年1月が発生のピークになる傾向があります。
ロタウイルス感染症は5歳未満の乳幼児に多くみられ、3月から5月にかけて患者が増加します。
流行の状況について
神奈川県内に「ノロウイルス食中毒警戒情報」が発令されました。
以下の予防のポイントを参考にし、感染予防に努めましょう。
【発令期間】令和6年12月23日~令和7年3月31日まで
予防のポイント
- 最も有効な予防策は手洗いです。食事の前や調理の前、トイレの後には必ず手をよく洗いましょう。
- ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。食品は、中心部までしっかり加熱しましょう。
- ノロウイルスの消毒には、必ず塩素系漂白剤(成分:次亜塩素酸ナトリウム)を使用しましょう。
- おう吐物は、適切に、速やかに処理し、感染を拡大しないようにしましょう。
更新日:2024年12月26日