感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)にご注意ください※ノロウイルス食中毒警戒情報発令中!
令和7年10月14日の神奈川県の記者発表で、「ノロウイルス食中毒警戒情報」が発令されました。ノロウイルスによる食中毒の発生は、「感染性胃腸炎」の多発時期と深い関連性があり、「感染性胃腸炎」の患者の増加傾向が認められると、その後にノロウイルス食中毒の発生の増加傾向が認められています。
ノロウイルス食中毒予防のため、調理前の手洗いや食品の加熱処理等を徹底しましょう。
ノロウイルス食中毒警戒情報発令中! チラシ(PDFファイル:639.4KB)
「ノロウイルス食中毒警戒情報」の発令について(神奈川県)(外部リンク)
感染性胃腸炎とは
感染性胃腸炎は、細菌、ウイルスなどの病原体により、おう吐や下痢など胃腸炎症状を主症状とする感染症の総称です。
ノロウイルス、ロタウイルスなどウイルス感染によるものが代表的ですが、細菌や寄生虫も原因となり、一年を通して発生します。
ノロウイルス感染症は毎年秋から冬にかけて流行し、12月から翌年1月が発生のピークになる傾向があります。
ロタウイルス感染症は5歳未満の乳幼児に多くみられ、3月から5月にかけて患者が増加します。
流行の状況について
予防のポイント

- 最も有効な予防策は手洗いです。食事の前や調理の前、トイレの後には必ず手をよく洗いましょう。
- ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。食品は、中心部までしっかり加熱しましょう。
- ノロウイルスの消毒には、必ず塩素系漂白剤(成分:次亜塩素酸ナトリウム)を使用しましょう。
- おう吐物は、適切に、速やかに処理し、感染を拡大しないようにしましょう。

更新日:2025年10月20日