咽頭結膜熱について

更新日:2023年12月13日

神奈川県内において、咽頭結膜熱の警報が発令されました(令和5年12月7日時点)。
感染予防と感染拡大防止のため、石けんと流水による手洗いを十分に行い、せきやくしゃみが出るときはマスクをするなどのせきエチケットを徹底しましょう。

咽頭結膜熱について(神奈川県ホームぺージ)

主な症状

咽頭結膜熱は、アデノウイルスによる感染症です。38℃以上の高熱、咽頭炎(のどの痛み、発赤など)、結膜炎(目の充血、目やになど)を主症状とする、急性ウイルス性感染症です。
原因となるアデノウイルスには複数の種類(型)があります。特異的な治療法はなく、対症療法が中心となりますが、多くは自然に治ります。

感染経路

主な感染経路は、患者のせきやくしゃみなどのしぶきに含まれるウイルスによる感染(飛沫感染)、あるいは、ウイルスが付着した手やタオルなどの感染媒介物を介する感染(接触感染)です。

予防方法

現在アデノウイルスに有効なワクチンはありません。
アデノウイルスにはアルコールによる消毒が効きにくいため、石けんと流水による手洗いを励行しましょう。
感染者との密接な接触は避け、タオルなどの共用は避けましょう。

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