伝染性紅斑について
伝染性紅斑は、特徴的な両頬の紅斑(赤い発疹)に続いて、手足に綱目状の紅斑が現れるヒトパルボウイルスB19による感染症です。小児を中心にみられる感染症で、日頃より手洗い・咳エチケットを心がけて、感染を予防していくことが大切です。
主な症状
約10~20日の潜伏期間の後、特徴的な両頬の紅斑(赤い発疹)に続いて、手足に綱目状の紅斑が現れます。頬に発疹が出現する前にかぜ様の症状がみられることが多いですが、この頃に感染力が最も強くなり、発疹出現後には感染力はほぼ消失します。
通常は自然に回復しますが、成人では関節炎を合併することもあります。また、これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や流産のリスクとなる可能性があります。
感染経路
せきやくしゃみによる飛沫感染や、唾液を介しての接触感染と考えられています。また、頬に発疹が出現する前のかぜ様症状時に採取された輸血用血液による感染もあります。
治療
特別な治療法はなく、ほとんどが自然に回復します。
予防方法
伝染性紅斑に有効なワクチンはありません。
予防のためには、日頃より手洗い・咳エチケットを心がけて、感染を予防していくことが重要です。

更新日:2026年03月16日