放課後子ども教室推進事業
放課後子ども教室推進事業の目的
今日の社会状況は、少子高齢化、国際化、情報化の急速な進展、経済の低迷化などにより、子どもたちを取り巻く環境は、大きく変化しています。
また、核家族化や地域の連帯意識の希薄化などにより子どもたちは、集団や異年齢間で交流する機会が少なくなり、室内での遊びや一人遊びに偏っている傾向があります。
こうした社会的課題に対応するため、本市では子どもたちが通い慣れた学校施設を利用して、地域の人々の協力を得て「場所(居場所)」と「仲間」と「時間」を確保し、学年を超えた集団での遊びを通して人間形成に必要とされる基本的な社会性、自主性、創造性を養うことを目的とし、平成20年度より放課後子ども教室(通称:放課後ひろば)を開設しています。
事業の概要
(1) 対象
開設する小学校に在籍する1年生から6年生です。
(2) 開催日・時間(各校ごとの詳しい情報が知りたい方は、教育委員会 指導室までお問い合わせください。)
- 原則として、授業のある日の週3日です。開催日は、学校ごとに異なります。
- 夏休み、冬休み、春休み期間中は、開催していません。
- 台風等の警報発令や伝染病等による学校閉鎖時は、事業を休止します。
- 開催時間は、原則として授業のある日の午後2時から午後5時までですが、授業等の状況や日没時間も考慮し、学校ごとに設定しています。
(3)活動場所及び遊具
- 活動場所は、校庭・体育館・特別教室などです。
- 遊びについては、「自主的な遊び」を基本としています。
- 遊びの内容は、ドッヂビー、バスケットボール、バドミントン、なわとび、トランプ、オセロ、読書などを用意しています。
(4)参加方法について
- 学校が終わってから、直接参加することを原則としていますが、一旦帰宅してからの参加も可能です。
- 直接参加をするためには、参加カードに日付、保護者印等必要事項を記入・押印のうえ、受付に提出する必要があります。
- 自転車で参加することはできません。
(5)運営委員会について
子ども教室の運営方法や活動内容について検討する運営委員会を組織しています。
(6)パートナーについて
放課後子ども教室では、子どもたちの安全を確保するための見守り役としてパートナーを配置しています。
- パートナーとは、子どもの遊びを見守る安全管理員や学習アドバイザーの総称です。
- 子ども教室開催中は、パートナーを原則5名程度配置しています。
- 子ども教室開設中は、子どもたちが楽しくのびのびと過ごせるよう、安全確保並びに施設や用具の点検を行います。
- 参加している子どもたちに事故等が生じた場合、パートナー同士で連絡を密にし、適切な対応をします。
- パートナーは、地域の方たちによって構成されていることから、子どもたちは地域の大人たちとの関わりのなかで社会性を身に着けることができます。
(7)放課後だよりについて
毎月、全児童と保護者に対し、子ども教室の活動内容や注意点、放課後寺子屋やまとについてを説明した「放課後だより」を配布しています。
(8)利用案内について
放課後寺子屋やまと、放課後子ども教室の利用案内は、下記ファイルからご覧になれます。
更新日:2022年02月01日