1月定例会「未来へタイムスリップ!」

更新日:2022年02月01日

日にち

平成31年1月27日(日曜日)

内容

「日本科学未来館」の見学

目的

最先端の科学技術を学び、日本の未来を考えよう

参加者

9名(ジュニア・シニアクラブ会員6名、ボラ会員3名)

今回の定例会では、東京都江東区にある「日本科学未来館」を見学しました。
「日本科学未来館」は、いま世界で起きていることを科学の視点から学び、どんな未来をつくっていくか考えることのできる場所となっています。
「世界をさぐる」「未来をつくる」「地球とつながる」という大きく3つのテーマに分けられた、
様々な展示や体験コーナーを見学することができました。
参加者はただ見るだけでなく、展示の中に入り込んでものに触れ、ゲームなどを体験することで多くのことを学び、考えたようでした。

振り返りでの主な感想

  • アンドロイドの展示が特に印象に残った。AIや皮などをつければ人とあまり変わらず、壊れても資材があれば人のように死んでしまうこともないので優秀なのではないかと考えさせられた。
  • 「未来のドラッグストア」という展示では、将来的に遺伝子のタイプごとに薬が開発され、同じアレルギー性鼻炎でも自分の遺伝子にあった薬を購入できるようになっているという内容が紹介されていた。今薬が合わなくて困っている人たちにとって、自分にあったものを手軽に買えるのは魅力的だと思った。
  • 「100億人でサバイバル」という展示がとても分かりやすかった。地震や火山噴火などのハザードによって地球に何が起こるのかを表現していて、ピタゴラスイッチのようにハザードを表す赤い球が太陽熱や二酸化炭素、地殻変動などの要因で生み出されて転がり、人を表すドミノを倒していくものだった。ハザードのタイミングや量によって倒されるドミノの位置や量も変わっていて、災害はいつどのような規模で起こるかわからないものだということを学べた。
  • ロボットやVRを使って目の前にいない患者の手術をするという展示があり、腫瘍をとる体験をした。これがあれば、遠くに移動できない人でも有名なお医者さんに手術してもらえるようになって負担が減ると思った。
  • 「未来逆算思考」という展示で、理想の未来を選んでから現在にさかのぼって今すべきことを考えるというテーマでボードゲームをした。自分が50年後の子孫に贈りたい地球を選んで、それまでにどういった障害や進歩があるのか観察してルートを決めるものだった。未来のために今の自分たちにしか出来ないことがあるのかなと感じたし、地球を大切にしたい。
  • 宇宙での水の役割や仕組みについて教えてもらった。宇宙では水から酸素を取り出して呼吸に使い、吐いた二酸化炭素が口の周りに溜まらないように吸着する仕組みも備えられていると聞いて、地球では想像もできないことが宇宙では起こるんだなと感じた。
  • 「ぼくとみんなとそしてきみ−未来をつくりだすちから」という展示が面白かった。絵本の中に入り込むようなしかけになっていて、人との関わり方や人間の考え方などを学ぶことができるもので、マインドマップ風になっていたりとわかりやすかった。
展示されている模型を食い入るように見つめる参加者の写真
日本科学未来館に展示されているアンドロイドの写真
手すり越しに日本科学未来館にある模型を眺めている参加者たちの写真
モニターに表示されている情報を見ながら手に持ったボタンを押している参加者の写真
日本科学未来館の中を見学している参加者たちの写真
足元に浮かび上がった模様を見ている参加者の写真
日本科学未来館の地球の模型がある場所で記念写真を行っている参加者たちの写真

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こども部 こども・青少年課 こども・青少年活動推進係
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