マイタイムラインをつくりましょう!

更新日:2023年07月14日

「マイタイムライン」って何?

台風や大雨が近づいてきたとき、あなたはどんな準備をしますか?避難する場所も、準備しておかなければならない非常持出品も、一人ひとり異なります。マイタイムラインは、いざというときに慌てることがないよう、災害に備えた行動をあらかじめ決めておく、いわゆる「あなたの避難行動計画書」と言えます。

マイタイムラインはどうやって作るの?

マイタイムラインに決まった様式はありません。一般的に普及しているものは台風や大雨などによる災害発生までの時間の経過に合わせて1.災害の危険性の確認、2.災害に備えた準備、3.避難方法などを表にまとめたものです。
市では、市民の皆さんがマイタイムラインを作成していただけるよう、標準的な様式を策定しましたので、防災マップ(注釈)を確認しながら、作成してみてください。

(注釈)防災マップは大和市の浸水想定区域、土砂災害(特別)警戒区域や広域避難場所、避難生活施設、医療救護所等、防災に関わりの大きい施設を掲載したものです。⇒ 防災マップについては下記リンクをご覧ください。

災害の種類・災害リスクの確認

マイタイムラインは、台風や大雨などの災害が近づく時間の経過に合わせてとるべき行動を事前に決めておくものであり、災害の種類としては風水害が考えられます。(突発的に発生する地震災害に対しては、防災マップを参考にして防災対策を検討していただきますようお願いいたします。)
風水害には河川の氾濫等による浸水被害や土砂災害などがあり、この危険性を表す浸水想定区域や土砂災害(特別)警戒区域は防災マップで確認することができます。まずは、防災マップにより、自宅の周辺でどのような危険が潜んでいるのか、確認してみましょう。

●浸水想定区域とは

河川がはん濫した場合の予想される浸水区域と水深を示したものです。

●土砂災害警戒区域(イエローゾーン)とは

急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、住民の生命や身体に危険が生じる恐れがあると認められる区域のことです。

●土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)とは

急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、建築物に損壊が生じ、住民の生命や身体に著しい危険が生じる恐れがあると認められる区域のことです。

※土砂災害(特別)警戒区域の指定は、土砂災害防止法に基づき、神奈川県が行い、公表したものです。

避難先を確認しましょう

防災マップにより、自宅が浸水想定区域や土砂災害(特別)警戒区域に位置しているかを確認していただき、避難が必要かどうかの判断をしてください。
上記以外の区域に自宅が位置している場合や、浸水想定区域内であっても、浸水深が床上浸水に至らない、または、屋内の上階等への避難により安全を確保できる場合には、台風や大雨が過ぎるまで、屋内で安全確保に努める避難の方法もあります。
また、屋外へ避難する場合、親戚や知人宅への避難なども検討してください。

避難を想定した準備

非常持出品の準備

非常食や飲料水、携帯電話の充電器、常備薬、防寒着、また、新型コロナウイルスなど感染症予防のため、マスクや消毒液、体温計などの準備をしましょう。

災害時の家族等との連絡について

災害時に家族等と連絡を取る方法等について、事前に検討しましょう。

避難情報の取得について

市では、災害時の避難情報について、主に次の方法により周知します。

  • 防災行政無線(注意)放送内容の確認用フリーダイヤル0120-112-933
  • FMやまと
  • エリアメール、緊急速報メール
  • やまとPSメール
  • ヤマトSOS支援アプリ
  • NHKのデータ放送 など

災害時には、これらの方法で適切に情報の取得ができるよう、日頃より準備をしておきましょう。

避難情報の種類について

市では次の種類の避難情報を発令します。避難が必要な方はご自身やご家族等の状況により、どのタイミングで避難する必要があるのかを検討しましょう。

  • 警戒レベル3 高齢者等避難
    避難対象地域の中で高齢者や障がいのある方など、避難行動に時間を要する方は避難してください。
  • 警戒レベル4 避難指示
    避難対象地域の方は全員避難してください。ただし、屋外への避難がかえって命に危険を及ぼしかねないと判断する場合には、近隣の安全な場所もしくは屋内のより安全な部屋へ移動するなど、緊急的な避難行動を実施してください。
  • 警戒レベル5 緊急安全確保
    災害が発生又は切迫しています。命を守るため直ちに安全を確保してください。

マイタイムラインを作成してみましょう

上記で検討した結果を踏まえて、マイタイムラインの作成をしてみましょう。

マイタイムラインは定期的に見直しましょう

作成したマイタイムラインは定期的に見直し、その時の自身や家族の状況、周辺環境などにあわせて、修正するようにしましょう。

この記事に関するお問合せ先

市長室 危機管理課
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎3階 案内図)
防災管理係:046-260-5777
危機対策係:046-260-5728

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