公園、認可保育所、幼稚園の環境放射線量の測定結果

更新日:2022年02月01日

 生活環境保全課では、公園、認可保育所、幼稚園について、平成23年〜令和2年度に環境放射線量の測定を行いました。結果は、市の目標値である1時間あたり0.19マイクロシーベルトを超過したことはなく、測定値も安定しております。過去の測定結果は下記のとおりです。

測定結果

大和市は、汚染状況重点調査地域には指定されておりませんが、国の基準値である1時間あたり0.23マイクロシーベルトより厳しい1時間あたり0.19マイクロシーベルトを市の目標値としています。

年間積算予測線量計算について

国が示した基準である年間積算予測線量の1ミリシーベルト(1,000マイクロシーベルト)以内を原子力安全委員会が示した考え方に基づき、1時間あたりの放射線量を換算すると一時間あたり0.19マイクロシーベルトとなります。
1,000マイクロシーベルト÷(24時間×365日×0.6((注釈)低減係数))=1時間あたり0.19マイクロシーベルト  

(注釈)低減係数
屋外にいた場合を100%とすると、木造家屋内にいる場合は40%程度まで低減されるとしています。
つまり、低減係数は、屋外=1、木造家屋内=0.4となります。
たとえば、屋外に8時間、木造家屋内に16時間いた場合、1×8時間(屋外)/24時間(1日)+0.4×16時間(木造家屋内)/24時間(1日) = 0.6となります。

(注意)mSv(ミリシーベルト)、μSv(マイクロシーベルト)とは、人間が放射線を浴びたときの影響度を示す単位です。
 1ミリシーベルト(1ミリシーベルト)=1,000マイクロシーベルト(1,000マイクロシーベルト)

環境放射線に関する国の考え方

  • 予測線量50ミリシーベルト以上→コンクリートの屋内退避または避難
  • 予測線量10~50ミリシーベルト→屋内退避
  • 年間積算予測線量20ミリシーベルト以上→計画的避難区域の設定値
  • 年間積算予測線量1ミリシーベルト以下→一般の人が原子力施設に起因する年間積算放射線量

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