大和市のトコロジストについて

更新日:2022年02月01日

現在、大和市内の貴重な緑地は、市による維持管理、ボランティアによる活動等により保全されています。
市では市民のみなさんにもっと緑を身近に感じてもらい、緑地保全の輪を広げるために「トコロジスト制度」を始めました。
このページでは「トコロジスト」についてご紹介したいと思います。

トコロジストとは?

トコロジストって何? ~トコロジストとは「その場所の専門家」~

土を観察している男性2名と関係者の人達がその周りにたっている写真

 「トコロジスト」とは、トコロ=場所、ジスト=専門家、の2つの言葉を併せた「その場所の専門家」という意味の造語で、故・浜口哲一氏(神奈川大学教授)が提唱したものです。
 いつも歩く散歩道やハイキングで出かける山などで自然に興味を持ち、観察を重ねることで次第にそこの生き物や植物などに詳しくなっていくことがあります。そして、そこから鳥の専門家、野草の専門家、昆虫の専門家など特定の分野に詳しくなっていく人が多いのではないでしょうか。
 しかしトコロジストは、鳥、野草、虫など特定の分野だけでなく、その場所に生息する生き物すべてが対象であり、また、地域の地理や地質的なこと、歴史・文化・風土など広い分野に知識、興味がある人のことです。つまり、「生き物の専門家」ではなく、「その場所の専門家」です。 

なぜトコロジストなのか? ~一つの場所を継続して見ることの価値~

 自然の楽しみ方として、「いろいろな場所の自然を尋ねる」スタイルと、「一つの場所の自然を継続して見る」スタイルに分かれると思いますが、トコロジストは後者の、「一つの場所の自然を継続して見る」ライフスタイルの提案でもあります。
 トコロジストの視点を持つことによって、四季の移り変わりや年月の経過で、植物層や動物層の変化がわかります。また永く関わることでその土地に対する愛着が湧き、その場所を守りたいという気持ちも生れてくるでしょう。
 自然を守る活動では、個々の専門家の知識が必要である一方、その場所について広く知り、幅広い人脈も持つトコロジストの存在が大変重要な意味を持ってきます。

トコロジスト養成講座

 では、どうしたらトコロジストになれるでしょうか?トコロジストになるには決まった行程はありません。ただ、トコロジストに役立つ技術はあります。
 その技術を伝えるため、平成21年度より「トコロジスト養成講座」を実施しています。ちなみに「トコロジスト」と銘うった講座は大和市をはじめ、全国数か所で行われているそうです。 大和市でも毎年トコロジスト養成講座を開催していく予定です。

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環境施設農政部 みどり公園課 みどり推進係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎4階 案内図)
電話:046-260-5451

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