名誉市民

更新日:2022年02月01日

「大和市名誉市民」とは

 「大和市名誉市民」とは、本市の発展のみならず、社会、文化、その他の分野の進展に著しく貢献され、郷土の誇りとして広く市民の敬愛を受けられる方に対して贈る称号です。
 議会の同意を得た上で市長が決定します。

 今日まで、名誉市民になられたのは、次のお二人です。

宇都宮 徳馬 氏

宇都宮 徳馬 氏の肖像画

 宇都宮氏は衆議院議員を10期、参議院議員を2期務め、昭和55年には「宇都宮軍縮研究室」を創設し、月刊「軍縮問題資料」を発行。日中友好協会会長を務めたほか、昭和59年に評論家や学者、政治家らで「核軍縮を求める22人委員会」を結成するなど、平和・軍縮の実現に心血を注がれました。
 また、大和市の自然や田園都市としてのたたずまいを愛し、平成12(2000)年7月に93歳でご逝去されるまで市内下鶴間に居住されていました。

 昭和60年に平和都市宣言を行い、世界の恒久平和を願う大和市は、こうした故宇都宮氏の平和・軍縮に生涯をかけた功績をたたえ、2002年2月1日に初の名誉市民として名誉市民証と名誉市民章を贈呈いたしました。

根岸 英一氏

両手を膝の上に揃えて置いている根岸 英一氏の写真

根岸氏は、昭和10年7月満州国生まれ。戦後、日本に引き揚げてから2年後の昭和22年1月に大和市(当時は、大和町)に移り住みました。小学校から大学卒業までを大和の地で過ごし、就職を機に広島県へ転出されました。その後、研究の拠点を米国へ移し、著名な大学で研究を続けてこられました。2010年、「有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリング」の業績で、ノーベル化学賞を受賞。同年11月1日、大和市と縁故が深く、化学分野における進展に著しい貢献をし、大和市民に大きな喜びと誇りを与えてくれたことから、名誉市民に決定いたしました。
令和3年(2021年)6月、85歳でご逝去されました。

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