令和6年度 施政方針【都市空間整備の取り組み】

更新日:2024年02月26日

都市空間整備の取り組み

 次に、都市空間整備の取り組みでございます。

 本市は市域を3つのまちに分け、大和駅を核とした「中央のまち」、中央林間駅を核とした「北のまち」、高座渋谷駅を核とした「南のまち」について、それぞれの地域ごとの特徴を生かしながらまちづくりを進めてまいりました。

 その中でも、大和駅周辺は小田急線と相鉄線が交わる交通利便性の高いエリアであり、本市の中心拠点としての役割を果たしております。相鉄線がJR線や東急線と相互直通運転を開始したことにより、本市から都心や新幹線へのアクセスが格段に向上したことに加え、横浜市瀬谷区の上瀬谷通信施設跡地では、国際園芸博覧会の開催やその後のテーマパーク構想による開発も計画されていることから、今後、大和駅周辺などの魅力はさらに向上するものと期待しております。

 この機会を捉え、今後、地元関係団体や鉄道事業者、民間事業者の皆様などと意見交換を行い、戦略的にまちづくりを進めてまいります。

 また、小田急線の大和駅につきましては、ホームからの転落や列車との接触を防止し、安全で安定的な輸送を確保するために鉄道事業者が実施しているホームドアの設置に対して、補助を行ってまいります。

 今後につきましても、それぞれのまちが持つ特徴を最大限生かし、市域全体の発展につなげていくため、皆様の声を聴きながら、魅力あるまちづくりの方向性を見定めてまいりたいと考えています。

 

 持続可能な循環型社会の実現には、一人ひとりがごみに対する意識や行動を変えていくことが大切です。そして、市民、事業者、行政が一体となり、ごみの発生抑制や資源化等、環境負荷を最小限に留める取り組みを進める必要があります。これらの方針を掲げた「大和市一般廃棄物処理基本計画」については、計画期間が令和7年度までとなっていることから、新年度には、次期計画の策定作業に着手いたします。

 

 快適な生活環境を保つためには、ごみの散乱のない、清潔できれいなまち並みを維持することが必要です。新年度には、美化推進の取り組みとして、エンタメ要素を取り入れることで、皆様に楽しみながら清掃活動に取り組んでいただける新たなイベントを実施してまいります。

 

 市内の公園につきましては、日々、幅広い世代の方にご利用いただいております。綾瀬スポーツ公園と隣接し、スポーツとレクリエーションの場として親しまれている大和ゆとりの森につきましては、新年度、両施設間の回遊性を高めるための園路整備などを行ってまいります。

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