緑とは?
私たちに安らぎを与えてくれる緑。緑豊かな環境での暮らしは誰もが望むことです。しかし、一口に緑と言っても、思い浮かべる情景は人それぞれでしょう。
大和市の「緑の基本計画」では、身近にある樹林地や社寺林といった比較的広範囲にわたる緑のほか、住居や事業所の敷地にある緑、公園や道路、公共施設の緑、農地なども「緑」としてとらえています。
市はこうした緑に加え、河川や水路、湧水といった「水」環境も含め、一体的な保全に取り組んでいます。
緑の効果
視覚的、心理的な効果のみならず、緑はさまざまな役割を担っています。
- 地球温暖化防止に効果があります
植物は大気中の二酸化炭素を吸収し、地球温暖化の一因となる温室効果ガスを削減します。また、葉から水分を蒸発する際に大気や地表面の温度を下げるため、ヒートアイランド現象の緩和にも効果があります。 - 都市の安全性を確保します
急斜面地の緑は土砂崩れを防止します。また、市街地の緑は火災時に延焼を防ぐ役割を担うとともに、災害時の避難場所としても活用できるため、防災に役立ちます。 - 自然環境の維持・向上に寄与します
緑地はさまざまな生物の生息空間を提供し、生物多様性(生物がバラエティに富んでいること)の確保に貢献します。また、農地は生産活動の基盤であるとともに、街の中の緑として都市環境を守ります。 - うるおいのある都市生活・活動の場を提供します
公園緑地は、野外レクリエーションや健康づくりなど、さまざまな活動の場となります。また、自然と触れあい、楽しみながら環境に対する理解を深める場ともなります。 - 良好な都市景観を形成します
宅地や街中の緑は、うるおいのある美しい景観をつくります。
更新日:2022年02月01日