大和市文化芸術顕彰
「大和市文化芸術顕彰」は、平成21年12月に制定した大和市文化芸術振興条例に基づき実施しているものです。毎年市内を中心に優れた創造活動を行っている芸術家や、大和の文化芸術の発展に貢献された方などを対象に表彰を行っています。
このたび、令和5年度の受賞者が決定しましたので、お知らせいたします。
文化芸術三賞
文化芸術賞
文化芸術の分野における活躍が顕著で、その功績を称えることが、市の文化芸術振興に寄与するものと認められる方などに贈られます。
文化芸術振興賞
市の文化芸術振興に長きにわたって貢献し、その功績を称える必要があると認められる方などに贈られます。
文化芸術未来賞
未来の活躍が期待され、その活動を称えることが、受賞者の活動を後押しし、ひいては市の文化芸術振興に貢献すると期待できる方などに贈られます。
令和6年度受賞者
文化芸術賞
市川 沙央 ( いちかわ さおう) 氏 作家

早稲田大学人間科学部eスクール人間環境科学科卒業。
令和5年、重度障がい者の女性が主人公の小説『ハンチバック』で第128回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作で第169回芥川龍之介賞を受賞。『ハンチバック』は韓国語、中国語、インドネシア語、英語など世界14言語以上で翻訳展開が決定している。
令和5年度大和市民栄誉賞受賞。
文化芸術振興賞
伏見 暢子(ふしみ のぶこ) 語り手

昔話を語る「大和おはなしの会」や朗読サークル「朗読わたげの会」の設立当初から運営に携わり、朗読の魅力を伝える活動を数十年にわたり続けられている。
また、大和市さくら文芸祭特別公演朗読LIVEへの協力、読み聞かせボランティア養成講座の講師をするなど、市の文化芸術振興や後進の指導に関わっている。
山下 雄大(やました ゆうじ) パフォーマー・俳優

平成6年~平成8年、NHK教育番組にて、理科番組のお兄さんとしてTVレギュラー出演。
平成25年より、紙芝居、パントマイム、マジックショーの3つを融合した「ゆうさんの紙芝居パフォーマンス」をスタートさせ、全国の小学校・幼稚園等で年間100を超えるステージを実施。東日本大震災などの被災地にも赴きボランティア公演なども行っており、子ども達に様々な夢のステージを届けている。
早稲田 眞理(わせだ まり) ピアニスト

フランスのパリ・エコールノルマル音楽院にてピアノ科及び室内楽科の演奏家コース最高課程ディプロム取得。英国のARCM王立音楽家資格取得。昭和音楽大学講師。
中央林間小学校、つきみ野中学校でコンサートや職業講話を行うほか、公共ホール音楽活性化支援事業として毎年多くの小中学校でアウトリーチを行うなど、音楽教育に意欲的に取り組んでいる。
文化芸術未来賞
原田 怜(はらだ れい) ピアニスト

桐朋学園大学ソリストディプロマコース在学。
第18回エトリンゲン国際ピアノコンクール第1位をはじめ、第19回ロベルト・シューマン国際音楽コンクール 第2位、アントン・ルービンシュタイン国際コンクール2023 第1位、第32回チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクールロマン派協奏曲部門第3位など、国内外の数多くのコンクールで賞を受賞しており、今後の活躍が期待される。
過去の受賞者
文化芸術顕彰受賞者の情報はこちらでも掲載しています!

更新日:2024年11月07日