防災協力員
今までの災害では、行政が全ての被災者を迅速に支援することが難しいこと、行政自身が被災して機能が麻痺するような場合があることが明確になり、「公助の限界」があることがわかってきています。
地震等の大規模で広域的な災害が発生した場合の被害を少なくするためには、消防や警察等の「公助」の他、地域コミュニティにおける「自助」「共助」によるソフトパワーを効果的に活用することが必要不可欠です。
防災協力員とは、隣近所の助け合いが基本となる「共助」を担う、地域コミュニティ等の防災活動を推進するための「地域の防災リーダー」です。
登録対象者
防災セミナーの課程をすべて修了した方が対象になります。
活動内容
防災セミナー等の研修を生かし、地域の防災・減災活動へ積極的に参加し、防災リ-ダ-として活躍していただくことを期待します。
なお、平常時の活動としては、次のようなものがあります。
1. 研修会(防災協力員研修)への参加
防災セミナーで学んだ知識や応急手当の方法等の技術を忘れないようにするためや、更なる知識、技術等を学んでいくために、防災協力員の方へ別途ご案内する研修会を実施しています。
2. 自主防災会、自治会等の地域防災訓練での指導
自主防災会、自治会等が主催する地域の防災訓練において、これまで吸収した防災知識や技術等を活用して、参加者の方に助言、指導をお願いします。
そのほか、市が主催する防災イベントにおいて、運営のお手伝いをお願いすることがあります。
更新日:2025年03月07日