地震災害
地震や台風といった自然災害は、災害自体防ぐことはできませんが、日頃の備えや心構えで被害を軽減することはできます。
このページでは、自然災害のうち、「地震」についてご紹介します。
神奈川県地震被害想定調査に基づき、本市が現在の大和市地域防災計画で想定する地震は次の6つです。
現在の地域防災計画で想定する地震
- 都心南部直下地震
首都圏付近のフィリピン海プレート内で、都心南部の直下を震源とするモーメントマグニチュード7.3の地震です。30年間で70%の確率で発生すると言われています。(本市の予想震度は6弱) - 三浦半島断層群の地震
三浦半島断層帯を震源域とするモーメントマグニチュード7.0の地震です。(本市の予想震度は5強〜6弱) - 神奈川県西部地震
神奈川県西部を震源域とするモーメントマグニチュード6.7の地震です。(本市の予想震度は5弱) - 東海地震
駿河トラフを震源域とするモーメントマグニチュード8.0の地震です(本市の予想震度は5弱〜5強)。 - 南海トラフ巨大地震
南海トラフを震源域とするモーメントマグニチュード9.0の地震です。国が想定するあらゆる可能性を考慮した南海トラフの最大クラスの地震です。(本市の予想震度は5弱〜5強) - 大正型関東地震
相模トラフを震源域とするモーメントマグニチュード8.2の地震です。1923年の大正型関東地震を再現した地震で、国が長期的な防災・減災対策の対象としている地震。(本市の予想震度は6強〜7)
地震ごとの被害想定
各地震の被害想定は、神奈川県ホームページの地震防災に関する調査結果でご確認ください。
地震ごとの被害想定は神奈川県ホームページのe-かなマップ(外部リンク)で地図上からもご確認いただけます。
大和市の微地形、明治期の地図(神奈川県ホームページより)
神奈川県ホームページのe-かなマップ(外部リンク)では、神奈川県の明治期の地図や微地形分類(大和市は川沿い以外は比較的固いローム台地)についても確認できます。
災害から身を守ろう(気象庁ホームページより)
地震災害をはじめ、自然災害に備えるには、まず「自然災害」を知ることが大切です。正しい知識を身に着けて、いざというときに落ち着いて、正しい行動ができるようにしましょう。 気象庁のホームページ「災害から身を守ろう(外部リンク)」のページでは、動画でわかりやすく掲載されています。
地震が起きたら
最初の大きな揺れは約1分間です。落ち着いて行動しましょう。
1.まず、身の安全を確保する
頑丈な机の下などに身を隠し、落下物から身を守る。
2.すばやく火の始末
- 使用中の火は、直ちに消す。
- ガスコンロの元栓を閉め、電気コンセントも抜いておく。
非常脱出口の確保
避難するためのドア・窓を開ける。
地震が起きたら<屋外にいる場合>
地震はいつ発生するかわかりません。外出中のいろいろな場面を想定しての留意点をまとめましたので、参考にしてください。
住宅街
- ブロック塀や石塀、門柱から離れる。
- 屋根瓦やガラスなどの落下物に注意する。
繁華街・ビル街
- ガラスや看板などの落下物に注意。
- 建物や塀、電柱から離れる。自動販売機の転倒にも注意する。
デパートやスーパーなどでは
- 手荷物やかごなどで頭を守り、商品の落下、ガラスの破片などに注意する。
- 店員の指示に従って落ち着いて行動する。
乗り物の中
車を運転中
- 徐々に減速し、道路の左側に停止してエンジンを切る。
- 揺れがおさまるまで、車外には出ない。
- 車を離れるときはキーをつけたまま。ドアロックもしない。(緊急時に車を移動させることがあるため)
電車に乗車中
- 将棋倒しや網棚からの落下物に注意する。(電車は揺れを感じると、自動的に停止します。)
- 車外へ避難するときは、乗務員の指示に従う。
家庭での地震対策
家の中
- L字型金具や転倒防止シートなどで家具の転倒や落下を防止する。
- ドア付近に荷物を置かない。(転倒した荷物でドアが開かなくなる場合があります)
- 窓ガラス(食器棚も含む)に飛散防止フィルムをはる。
家の外
- 屋根瓦にひび割れがあれば補強する。
- ベランダに落下物を置かない。
- プロパンガスのボンベは鎖で固定しておく
- ブロック塀にひび割れや傾きがあれば修理する。
非常持出品
家族構成に合わせ、非常持出品を準備しておきましょう。(目安は3日分)
- 防災ずきん、帽子、ヘルメットなど頭を守るもの
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 電池
- マッチ、ライター
- 非常食(缶詰、ビスケット、アルファー米等の火を通さずにたべられるもの)
- 水(ペットボトル入りだと持ち運びに便利です)
- 救急医薬品(傷薬、絆創膏、胃腸薬、解熱剤など)
- 貴重品(預金通帳、健康保険証、免許証など)
- 生活用品(衣類、軍手、携帯トイレ、生理用品、紙おむつなど)
(注意)非常持出品は、定期的に点検しましょう。特に食品の賞味期限や電化製品の作動状況にはご注意ください。
関連リンク
(弁護士、税理士、司法書士等の士業団体が被災者の復興支援に協力します)
更新日:2022年02月01日