大和市の中学校が文部科学大臣表彰を受賞

更新日:2022年02月01日

2021年4月26日

学生が教室内のそれぞれの場所で読書する写真

令和3年度子どもの読書活動優秀実践校として、大和市立上和田中学校(大和市上和田1314-1、犬塚(いぬづか)克(かつ)徳(のり)校長、生徒数366人)が文部科学大臣表彰を受賞しました。表彰式は、4月23日に、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)で行われ、犬塚校長が表彰状を受け取りました。

文部科学省では、平成14年度から読書活動の推進に資するため、優れた取り組みなどを行っている学校、図書館および団体(個人)を表彰しています。毎年、各都道府県から3校程度が選ばれ、今年は132校が受賞されました。

これまで大和市は、平成23年度に桜丘小学校、続く24年度に林間小学校と南林間小学校、そして30年度には文ヶ岡小学校が同賞を受賞。今回で4度目(5校目)となり、大和市としては初めて中学校が受賞しました。

同校の学校図書館は、普通教室規模の小さな図書館ですが、学校司書が展示に工夫を凝らすことで生徒の人気を博しています。本を手に取ってもらいやすくするため廊下にも新着の本を並べたり、親しみやすさを感じてもらうために生徒が描いた本に関連するイラストを掲示したりと、温かみのある図書館をモットーとして運営しています。

また、生徒の居場所となる図書館をめざし、定期的に工作等を行うワークショップ(年6回)を開催。より図書館を身近に感じてもらうことで来館する生徒が増え、本の閲覧や貸し出しにつながりました。ワークショップでは、学校司書の助言を参考に、生徒が講師役になるなど、生徒主体の活動を積極的に支援しています。

このような取り組みにより、平成28年度と令和元年度を比較すると、生徒一人あたりの入館回数は約1.5倍、本の貸出冊数は約2.3倍、教科学習における一学級あたりの学校図書館活用回数は約3.5倍と、過去4年間で大幅に増加。生徒及び教員が積極的に学校図書館を活用するようになっています。

また、令和2年度4月から6月の一斉臨時休業中においては、入館制限を設けた上で図書館を開館するとともに、市立図書館から50冊を借り受けて増冊することで、生徒の読書活動を支えました。

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