ごみ収集車を抗ウイルス触媒でコーティング 3月1日から運用開始
2021年3月1日

大和市では、新型コロナウイルスの感染予防を図るため、ごみ収集車(塵芥収集車)に抗ウイルス等に効果がある触媒をコーティングし、3月1日から運用を開始しました。
ごみの回収作業は、市民生活を維持するうえで欠かせない行政サービスです。一方で、廃棄された生活用品などを収集する職員は、常に感染リスクと隣り合わせとなります。仮に職員内で感染が広がれば、市民生活に重大な影響を及ぼすため、マスクの着用、手洗い、収集車の常時換気、消毒の徹底など、職員は常に細心の注意を払い続けています。中でもごみ収集車は、収集作業の根幹であるために、感染の媒介となる危険性がもっとも高いものの一つ。ふだんから洗浄や消毒を行っていましたが、より効果的な感染予防策を模索していました。
そこで、収集車を抗ウイルス剤でコーティングすることの検討を開始し、昼夜を問わず常に新型コロナウイルスを含む抗ウイルス作用が働く製品を選定。今年2月28日、日常的に活動する収集車20台に施行し、3月1日から運用を開始しました。
今回、コーティングした箇所は、職員が日常的に触れる車内全般と、外部操作盤。効果は、施工業者によると5年(よく触れる部分は2~3年)程度持続するとのことです。
大和市では、市民生活に欠かせない収集業務を安定して実施し続けるために、引き続き感染予防に努めながら業務に取り組んでいきます。
問合せ先
大和市環境管理センター 環境農政部収集業務課 電話番号:046-269-1511
更新日:2022年02月01日