市内事業所が消防団等地域活動表彰を受け市長に結果を報告

更新日:2022年03月19日

2022年3月18日

表彰

社員が消防団員として活躍し、総務省消防庁長官より令和3年度消防団等地域活動表彰を受けた有限会社アクティブテクノ(大和市福田1-3-3)が、本日10時30分から、大和市役所3階応接室(大和市下鶴間1-1-1)で大木 (さとる)・大和市長に報告を行いました。

消防団等地域活動表彰は、平成13年に開始され、地域に密着し模範となる活動を行っている消防団又は分団並びに方面隊のほか、消防団活動へ深い理解や協力を示し、地域防災力の向上に寄与している事業所を対象に行われています。消防団は消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関であり、地域における消防防災のリーダーとして、平常時・非常時を問わずその地域に密着し、住民の安心と安全を守るという重要な役割を担っています。今年度、同表彰を受けたのは、全国で18事業所。神奈川県内ではこれまでに4事業所が表彰されていますが、今年度は同事業所のみでした。

このたび表彰を受けた有限会社アクティブテクノは、平成22年より市内で自動車補修工具及び機器類の製造・販売や、遺品整理事業などを行っている事業所で、全社員(5名)が消防団員として消防団の活動に協力。

従業員が全員消防団に所属している企業は珍しく、今年度も櫻井分団長が受け持つ4分団エリアで火災が発生し、昼間の時間帯はそれぞれがお勤めしているため、団員を集めることが難しい中でも、櫻井分団長と従業員で部隊を組んで災害出動したこともありました。このような地域貢献活動が評価され、今回の表彰に至りました。

市長報告では、代表の櫻井氏が来庁。今回の表彰を受けて同氏は「全国的に消防団員の人数を確保しづらい状況が続いています。今後は、より多くの方が消防団に加わってもらえるよう尽力していきたいです」と述べました。大木市長は「おめでとうございます。地震や火災などの災害時に、消防団がいるのといないのでは結果が大きく違ってきます。皆さんの活動が市民の方の安心安全につながっていると思います。日ごろから活動にご協力いただきありがとうございます」と話しました。

なお、今回の表彰により、消防団活動に積極的に協力している市町村等消防団協力事業所等のうち、特に顕著な功績が認められる事業所として、消防庁長官より同事業所に「総務省消防庁消防団協力事業所表示証」が交付されます。

 

■出席者

・有限会社アクティブテクノ 櫻井 正紀・代表取締役社長

・大和市消防団 小菅 実・消防団長

・大和市 大木 哲・市長

・大和市消防本部 板鼻 一弘・消防長

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大和市消防本部 警防課 電話番号:046-260-5776

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