「子供の読書活動優秀実践校」として 市立下福田中学校が文部科学大臣表彰を受賞

更新日:2022年05月12日

2022年4月18日

shimofukuda

令和4年度「子供の読書活動優秀実践校」として、大和市立下福田中学校(大和市福田1569-1、溝口(みぞぐち)(ひろ)(ゆき)校長、生徒数341人)が、文部科学大臣表彰を受賞しました。

文部科学省では平成14年度から、読書活動の推進に資するため、優れた取り組みなどを行っている学校、図書館および団体(個人)を表彰しています。今年度は、子供の読書活動優秀実践校として全国で128校(中学校は27校)、県内では同校を含め3校の中学校が受賞しています。

これまで大和市では、5校(小学校4校、中学校1校)が同賞を受賞しています。今回の受賞は、昨年度の大和市立上和田中学校に続き6校目、中学校では2校目となります。

■同校の特色ある取り組み

同校の学校図書館は昇降口に近く、生徒が利用しやすい場所にあります。館内では、学校図書館担当教諭と学校司書が、教科・行事・時事問題などに関連した展示をするなど、生徒の読書や学習への関心を喚起する工夫が凝らされています。

同校では、令和2年度から新型コロナ感染拡大防止のための一斉臨時休校や分散登校、学校図書館の密を避けるための入館制限などを実施。図書館で過ごせる時間が限られる中でも、読書活動を支援するための対策として「読書感想文におすすめの1冊」など、本選びの助けになる生徒向けのガイドブックを3冊発行してきました。

また、各クラスから選出された図書委員会では、貸出冊数の数値目標を立てて、実現に向けてのアイデアを生徒自身が考案。自身のおすすめの本を紹介するポップの作成のほか、蔵書を題材にしたイベント「図書館クイズ」を開催しました。さらに1人1台貸与されている情報端末で本の紹介資料を作成し、全校生徒に配信しました。

こうした取り組みにより、コロナ禍でも令和2年度の生徒一人当たりの年間入館回数は26.4回(市内全9中学校平均9.4回)、年間貸出冊数は10.9冊(市内全9中学校平均5.3冊)と、市内中学校の中で群を抜いた利用実績をあげました。

表彰式は、4月23日(土曜日)に、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)で行われる予定です。

 

●大和市立下福田中学校の学校図書館利用状況

 

平成29年度

平成30年度

令和元年度

令和2年度 注)

入館回数

(生徒年間一人当たり)

14.5回

28.5回

30.6回

26.4回

本の貸出冊数

(生徒年間一人当たり)

4.2冊

8.0冊

9.9冊

10.9冊

 

注)令和2年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一斉臨時休校や分散登校、入館制限を実施。

 

●大和市立小中学校における過去の「子供の読書活動優秀実践校」文部科学大臣表彰の状況

年度

学校名

平成23年度

大和市立桜丘小学校

平成24年度

大和市立南林間小学校

大和市立林間小学校

平成30年度

大和市立文ヶ岡小学校

令和3年度

大和市立上和田中学校


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