大和の夏の風物詩 「第46回神奈川大和阿波おどり」が開幕
令和4年7月30日
3年ぶりとなる「第46回神奈川大和阿波おどり」が、7月30日に大和駅東側(大和南1−1−1)で開幕しました。
昭和52年に地元商店街のイベントとして始まり、今では「関東3大阿波踊り」と呼ばれるまで発展を遂げた神奈川大和阿波おどり。色鮮やかな衣装をまとった演者が、圧巻の踊りを披露する大和の夏の風物詩です。主催は、神奈川大和阿波おどり振興協会。
第46回目を迎える今回は、新型コロナウイルスの感染対策のため、商店街や車道での演舞は行わず、大和駅前広場と大和駅東側プロムナードに有料桟敷席を設置。当日は、地元連を中心とした計13連約600人の踊り手が参加しました。どちらの会場でも、午後3時から4時40分と午後5時20分から7時の2回公演が行われ、各連が1公演あたり8分の持ち時間で演舞を披露しました。
大和駅前広場では、横約15m×奥行約10mの演舞場を設け、組踊りと呼ばれるステージ演舞を披露。会場には、演舞場を三方から囲む階段上の桟敷席が285席設置され、観客は間近で臨場感あふれる踊りを堪能していました。
大和駅東側プロムナードでは、通りを踊りながら歩く流し踊りを披露。こちらには通りに沿って横長に並んだ、490席の桟敷席を設置。踊り手が、駅側から約100mの通りを練り歩きました。例年同イベントでは、軽快なお囃子に合わせて観客から「ヤットサー」の掛け声が発せられますが、声援を出せない今回は、終了後にあふれんばかりの拍手が鳴り響きました。当日流し踊りを観覧した横浜市在住の古越 紀夫さん(74歳)は、「毎年見に来ていた阿波おどりが、久しぶりに開催されてとてもうれしく思います。目の前で奏でられる楽器の音がずっしりと体に響くようで、桟敷席からの観覧も楽しめています。ですが、お気に入りの連は複数の会場で何度も見たいので、コロナ禍が終わり、早く前のような形で開催されるといいなと思います」と話しました。
神奈川大和阿波おどり実行委員会の長谷川 雄一実行委員長は開催にあたり、「関係者の皆様、開催にあたり、ご協力いただきありがとうございます。今年は感染対策のため、およそ15年ぶりに桟敷席を設けました。神奈川大和阿波おどりは大和市に欠かせないお祭りとなっているので、来年からも続けていけるよう、開催方法を検討していきたいと考えています。阿波おどりを開催することで、子どもたちの育成など、少しでも地域に貢献することができればいいなと思います」と話しました。
同イベントは、7月31日にも同様に開催される予定です。
【参加連】
・神奈川大和阿波おどり振興協会所属連
あずま連、蜻蛉連、新橋連、みずき連、そんじょ連、相州りゅうぎ連、ぎんざ粋狂連、笑星連、けんせつ連,楓月連
・ゲスト連
東林間合同連、ちどり連(海上自衛隊 厚木航空基地)、徳島県阿波踊り協会合同連(31日(日曜日)の2回目公演は出演しません)
※お問い合わせは、神奈川大和阿波おどり振興協会電話番号:050-7303-4837へ。
お問い合わせ
大和市役所 イベント観光課(市役所1階)電話番号:046-260-5167
更新日:2022年07月31日