「二十歳の祝典」を開催
令和5年1月9日
大和市の二十歳の市民を祝う式典「二十歳の祝典」が、1月9日、大和市文化創造拠点シリウス(大和市大和南1-8-1)のメインホールで開催されました。式典は、新型コロナウイルス感染症予防のため、対象者が現在住んでいる住所地の中学校の学区を3組に分割し、1部あたり45分ほどの時間で3部制により行われました。
大和市の二十歳の祝典(旧名称:やまと成人式)は、公募による二十歳代表に加え、過去の式典経験者や関係団体の各代表などで組織された実行委員会が中心となって、毎年企画や運営をしています。主催は、二十歳の祝典実行委員会、大和市、大和市教育委員会。
今年のテーマは「『百花繚乱』それぞれが描く未来へ」。二十歳の祝典を境に、それぞれが新たな一歩を踏み出し、自分なりの花を咲かせていってほしいという願いが込められています。
参加者たちは感染症予防のためマスクを着用していましたが、今年のテーマを象徴するように、色鮮やかな衣装を纏い、咲き誇るような笑顔が会場内にあふれていました。
式典の模様は、参加できなかった対象者や親族などのためにYouTubeでライブ配信されました。さらに、市立中学校全9校をサテライト会場として、対象者が式典の前後に母校を訪れて記念撮影ができるよう、金屏風を設置した撮影スポットが用意されました。また、出席者には、同実行委員会が作成した記念冊子「HATACHI WALKER」を配布。かつての恩師や大和市に所縁のある著名人から寄せられたメッセージなどが掲載されていました。
この日、大木哲・大和市長は「本日はおめでとうございます。今日は皆さんに3つの言葉をお伝えしたいと思います。まずは、努力です。努力によって困難に打ち勝つことができます。努力は皆さんを裏切りません。次に、読書です。本を読んで様々な人の知恵を獲得してください。読書は一人でもできる数少ない強力な武器です。最後は、3人の自分です。1人目は自分が認識している自分、2人目は家族や友達から見られている自分、そして3人目は他人も自分自身も知らない自分です。これから3人目の自分を探す旅に出て欲しいと思います」と門出を祝福しました。最後に、「大和市は皆さんのふるさとです。大和市は皆さんを応援し続けます。どうかいつまでも心の中に留めておいてください」とエールを送りました。
続いて二十歳代表8人が「コロナの影響で私たちの環境は大きく変化しました。そのような中でも大和の地で過ごした時間や思い出は変わりません。経験したことを糧にしながらそれぞれの未来を私たちなりに咲かせていけるように願っています」などと自分たちの思いを述べました。
二十歳の祝典実行委員会委員長の釼持那月さん(20歳)は、「『二十歳の祝典』という新たな名称に変更して初めての式典となりました。先輩たちが作り上げてきたものを大切にしながらも、皆さんには新しい始まりを感じて欲しいと思っています」と笑顔で話しました。
◎二十歳の祝典の対象者
2002(平成14)年4月2日~2003(平成15)年4月1日生まれで、2022(令和4)年11月1日現在、大和市に住民登録(外国人含む)のある人
※現在大和市外在住でも希望する人は出席可。
【対象人数】2,213人(男性1,090人 女性1,123人)
※昨年は、2,176人
問い合わせ
大和市 こども・青少年課(大和市市民活動拠点ベテルギウス内)
電話番号:046ー260ー5226
更新日:2023年01月09日