山口県岩国市と災害時相互応援協定を締結

更新日:2024年02月17日

令和6年2月16日

岩国市長・大和市長

大和市と山口県岩国市は、2月16日、双方どちらかの区域内で被災した場合に、応急対策及び復旧活動を迅速かつ円滑に遂行するための応援体制に関する協定「大和市・岩国市災害時相互応援協定」を締結しました。

東日本大震災や熊本地震、九州北部豪雨災害のように広範囲の自治体に影響を及ぼす激甚災害が頻回しており、大和市ではこうした災害に備え、同時被災のおそれが少ない自治体と同協定の締結を進めてきました。直近では、1月1日に発生した令和6年能登半島地震を受け、同協定を締結している富山県高岡市に対して、災害用救援物資の輸送や災害支援代理寄附などの支援を行いました。

大和市が同協定を締結する県外の自治体は、今回の山口県岩国市で12自治体目となり、中国地方の自治体としては初となります。本市と岩国市は、広域的な応援体制の整備を図るため、以前より協定の締結を検討しておりました。そうした中、令和6年度能登半島地震の発生を受け、災害への備えを急ぐ必要があると判断し、急遽今回の協定締結に至りました。

協定では、災害時における職員の派遣、食料や飲料水など生活必需品の提供などを盛り込んでいます。

岩国市役所で開催された締結式には、古谷田力・大和市長と、福田良彦・岩国市長などが出席しました。福田市長は「岩国市との協定を結んでいただくことは、我々にとっても、心強く、意義深いものと思っています。災害がないのが一番の望みですが、いざとなった時には、相互で支援体制を作ることも非常に大切です。今回の締結を機に、さらに交流や連携を深められればと思っています」と述べました。

古谷田市長は「岩国市が中国地方で初めての締結先であり、いつ起こるかもしれない災害に対し、両市で力を合わせ、しっかりと対応していきたいと思います。岩国市と大和市が災害協定を結ぶに当たり、両市の市民の皆様の安心安全な暮らしが、一歩でも進むことを祈念します」と話しました。

これまでに大和市が災害時の相互応援協定を締結した県外の自治体(括弧内は締結時期)

1.東京都町田市(平成21年12月) 2.大阪府松原市(平成23年11月)

3.栃木県足利市(平成24年1月) 4.千葉県我孫子市(平成24年8月)

5.三重県松阪市(平成24年10月) 6.高知県高知市(平成25年11月)

7.奈良県明日香村(平成26年7月) 8.北海道釧路市(平成26年11月)

9.長野県松本市(平成29年3月) 10.富山県高岡市(平成29年11月)

11.秋田県仙北市(令和5年10月)

問い合わせ

危機管理課(市役所3階) TEL:046-260-5728

この記事に関するお問合せ先

市長室 広報課 市政PR戦略係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎3階 案内図)
電話:046-260-5314

お問合せフォーム