東日本大震災発生日に合わせて2件の災害協定を締結

更新日:2024年03月12日

令和6年3月11日

大和市は「東日本大震災の教訓を忘れない」ための取り組みの1つとして、3月11日に2件の災害協定を締結しました。

(1)NPO法人コメリ災害対策センターと「災害時における物資供給に関する協定」を締結

大和市とNPO法人コメリ災害対策センターは、災害時に生活必需品などの物資を円滑に被災地へ供給することを目的とした「災害時における物資供給に関する協定」を締結しました。

同法人は、株式会社コメリの社会貢献事業を行う永続的な活動基盤として設立されました。同社の関連企業等と協定を締結した自治体との間で災害対策ネットワークを構築し、災害時には、同社の保有する全国11か所の流通センターと46都道府県にある店舗を活かして、物資の供給要請に対応します。

本協定によって、災害時における物資の円滑な調達・供給や、平時における情報交換、訓練等への参加が可能となります。

(2)相模獣医師会と「災害時における動物救護活動に関する協定」を締結

大和市と相模獣医師会は、災害時におけるペットの適正飼養や公衆衛生の維持を目的とした「災害時における動物救護活動に関する協定」を締結しました。

相模獣医師会は、大和市、座間市、綾瀬市、海老名市の開業獣医師21名で構成され、狂犬病予防集合注射への協力や学校飼育動物、災害対策などの委員会を通した関係機関との連携を行っています。

飼養するペットについて、災害時には飼い主の責任による同行避難を基本としています。しかし、避難生活施設での衛生管理、ストレスや被災によるペットの傷病治療などが全国的に課題となっています。

本協定によって、災害発生時に動物の応急治療・一時保管や、ケージなど資機材等の調達、避難生活施設における被災動物に係る相談・助言・指導、被災動物に関する情報提供などが可能になります。また、災害時だけでなく、動物の災害対策の普及啓発、訓練への参加、マニュアル等への助言も協定に盛り込んでおり、平時から連携を強化します。

■大和市の今年度の災害協定締結状況

今回の2件のほか、大和市は昨年7月以降、9件の災害協定を締結しました。今後も民間事業者・団体や全国の自治体と連携を強化し、市民の生命・財産を守るため、より一層の災害対策を進めていきます。

(1)大和市空調衛生工業会 空調設備など衛生設備の点検や応急措置に関する協定(7/18)

(2)住友商事株式会社ほか 物資輸送拠点に関する協定(8/1)

(3)株式会社ホンダカーズ中央神奈川 車両・発電機等の無償貸与に関する協定(8/29)

(4)佐川急便株式会社 支援物資の受け入れと配送などに関する協定(9/29)

(5)シリウス指定管理者やまとみらい 本庁舎被災時の代替施設としての協定(9/11)

(6)秋田県仙北市 災害時における自治体との相互応援協定(10/20)

(7)大和商工会議所 災害時における応急復旧対策活動全般に関する協定(11/17)

(8)山口県岩国市 災害時における自治体との相互応援協定(2/16)

(9)株式会社ルネサンス 帰宅困難者の受入等に関する協定(2/29)

問い合わせ

危機管理課(市役所3階)電話番号:046-260-5728

この記事に関するお問合せ先

市長室 広報課 市政PR戦略係
〒242-8601 大和市下鶴間1-1-1 (本庁舎3階 案内図)
電話:046-260-5314

お問合せフォーム