台湾少年工に関する書籍「高座海軍工廠」70冊の寄贈を受け感謝状を贈呈

更新日:2024年11月20日

令和6年11月19日

台湾少年工関連書籍寄贈を受けた寄贈式の写真

台湾在住の(りん) (けい)(りん)氏が出版社 南天書局有限公司の() (とく)(ぶん)氏(「徳」は旧字)とともに、著書『高座海軍工廠』70冊(25万円相当)を大和市に寄贈したこと受け、11月19日(月曜日)大和市役所で、この寄贈の橋渡しをされた日台高座友の会の橋本 吉宣(よしのぶ)・会長に対し、感謝状の贈呈を行いました。

林氏は、歴史学者として多数の歴史書を執筆されており、寄贈された著書『高座海軍工廠』は、大和市にあった台湾少年工の寄宿舎の様子や高座海軍工廠で働いていた台湾少年工(※)たちの日常生活、戦後の日台交流などについて記した書物です。

贈呈式当日、林氏・魏氏の代理として、日台高座友の会の橋本 吉宣(よしのぶ)・会長、他2名が来庁し、図書を大和市へ寄贈。古谷田市長からは感謝状を贈りました。橋本会長は「ぜひ、旧高座の地である大和・海老名・座間・綾瀬に、台湾少年工のことをもっと知ってもらいたいです」と林氏らの思いを伝えました。古谷田市長は「台湾少年工について、当事者でない人たちが、このように歴史を継承していることをありがたく思います。今後、台湾と友好を深め、本市の観光や振興にも結び付けることができたらいいです」とお礼の言葉を述べました。

当市が贈呈した感謝状は、今後、日台高座友の会を通じ、林氏・魏氏ご本人に贈呈される予定です。寄贈いただいた本は、市内の図書館などに配架されます。

※1943年、座間市と海老名市にまたがった場所に高座海軍工廠が設置され、台湾から動員された12歳から19歳の少年たち(台湾少年工)約8,000人が働いており、彼らの寄宿舎が大和市上草柳にありました。

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