日本体育大学学友会体操部と西鶴間小学校の交流会を開催しました
令和7年2月6日

大和市は、2月6日(木曜日)に大和市立西鶴間小学校(大和市西鶴間2-25-43)で、日本体育大学学友会体操部との交流会を開催しました。
大和市と学校法人日本体育大学は、令和6年3月に、体育・スポーツ及び健康づくりの分野において、それぞれの有する教育資源等を有効かつ適切に活用し、相互の一層の発展、並びにさらなる社会貢献を図ることを目的とした「大和市及び学校法人日本体育大学との連携協力に関する協定」を締結。本事業はその一環として、質の高い演技の観覧や指導を通して、運動に対する生徒の興味・関心を高めるため実施しました。
当日は、日本体育大学学友会体操部(※)40名(1~3年生)が来校。午前には、同小学校の全校生徒を2回(前半:1・3・5年生約350人、後半:2・4・6年生約350人)に分けて、各回約30分の演技を行いました。男子の徒手体操、女子の徒手体操の後、徒手体操・組立体操・手具体操などを組み合わせた「ジミックス(Gym-mix)」という体操を男女混合で披露。一糸乱れぬバク転や、最大で3人が垂直に肩車をする「塔」などの圧巻のパフォーマンスにより、体育館は大きな拍手で包まれました。
午後には、同部員と指導者が、体育の授業として、5年生約130人に、小学生が苦手としがちな側転を指導。両手をマットにつけてジャンプする、体をひねるなど、側転で求められる動作を簡単なものから段階的にレクチャーし、最終的に多くの生徒達ができるようになりました。
指導を受けた、高見澤 莉那さん(11歳)は「マット運動は苦手ですが、すごく丁寧に教えてくれて、いつもよりもできました。何人かで協力して、高くジャンプするような組体操の演技を見せてもらって、こんな風にできるようになれたらいいなと思いました」と話しました(「高」は「はしごだか」)。
同体操部員のキャプテン・畔蒜 瞭さん(20歳)は、「体操部は競技性が無いので、演技の際の子どもたち歓声や『すごかった』『感動した』という声をいただけたことが本当に嬉しかったです。授業中は、子どもたちの意欲が高くて、もっと色んなことを教えてあげたいと思いました。体操は苦手であっても、実は体を動かすというだけでも楽しいということが伝わればいいと思います」と話しました。
※日本体育大学学友会体操部
徒手体操(器具や手具を使用しない体操)、手具体操(ボールや輪、棒など手にもって扱えるものを利用して行う体操)、組体操(2人以上で行う動的な体操)、組立体操(2人以上で行う表現的身体活動を目的とした静的な体操)、器具体操(マットや跳び箱などの器具を使った体操)などの領域を組み合わせた演技を行っています(体操競技部ではありません)。昭和16年(1941年)に創部され、直近では令和5年8月に世界体操祭、令和6年9月アジア体操祭など、国内のみならず世界でも活躍しています。
問合せ先
大和市 スポーツ課(スポーツセンター内)電話番号:046ー260ー5763
更新日:2025年02月07日