11月19~20日 避難生活施設運営(体験)訓練
今回の訓練は大和市少年消防団創立以来、初めての挑戦。災害時に避難所が開設される市内の小学校の体育館をお借りし、避難生活施設の運営訓練を実施しました。
19日の午前中、中学生団員25名が避難生活施設運営委員会として、避難者受付の準備や救護所の設置等、一生懸命に避難所の開設準備をしました。
お昼過ぎ、避難者役の小学生団員45名が次々に到着。避難者全員で住みやすい避難所を作るべく、中学生団員の指示の下、物資の搬入やスリッパ作成などを手伝いました。
夕方からは、紙製の間仕切り作成や炊飯袋を使用した炊き出し訓練等、手間と時間をかけて生活環境を整えました。
20日は避難所閉鎖と共に、お借りした学校を感謝の気持ちを込めてきれいに掃除しました。
避難生活は普段の生活よりも不便なことが多いことを実感しましたが、協力することの大事さや、自分はこんなこともできるんだという新しい発見もあったと思います。
近い未来に発生が予測されている大災害の時に、自分の命を守り、周りの人も助けられるような地域の防災リーダーになることを期待しています。
危機管理課による避難生活施設講話
防災備蓄倉庫の備蓄品を実際に見てみました
救護所に置く段ボールベッドの組み立て
救護所用の目隠しテントを作成
避難者をスムーズに受け入れるため作戦を練りました
避難者の誘導ルールを考え、体育館を区切りました
あらゆる情報を避難者にわかりやすく伝えるための情報掲示板を作成中
手作りのゴミ箱をよく見るとふりがな付き、優しさが表れています
いよいよ避難者の受け入れ開始
小学生団員は避難者になりきり、総務名簿班が受け付けました
情報広報班は避難者に知らせたい情報を掲示板にどんどん書き込んでいました
避難者が頭をケガしているという想定のため、救護衛生班が三角巾で応急手当を施しました
アルミブランケットが意外と温かいことを発見
食糧物資班は、避難者にも協力を呼びかけて大量の物資を搬送しました
小学生団員も頑張って大きな荷物を運びました
新聞紙スリッパの作り方を小学生団員に率先して教える中学生団員もいました
全団員の前で避難所での生活ルールを発表する、会長と副会長
消防職員より、東日本大震災時の大和市の状況や大和消防の活動内容を学びました
坂茂建築設計様より、避難所の実状や紙製間仕切りの作成方法を学びました
避難者も物資搬送などの協力をして避難生活を送りました
高さのある紙製間仕切り、まずは枠の組み立てから
目隠し用のカーテンを設置
体育館いっぱいに設置した60区画の間仕切り、6年生以上はここで寝泊まりしました
炊き出し訓練、夕食は炊飯袋で炊くご飯とカレーです
団員が作った炊飯袋を活動理事とチーフ指導員が炊き上げました
おいしいご飯が炊けたよ!
笑顔でいただきます!
翌朝6時に行われた抜き打ち避難訓練
朝食は保存食のパンとスープ、順番に受け取ります
避難所の閉鎖に伴う大掃除
トイレも含め「来る前よりもきれいにして帰る」を心がけて掃除しました
感謝の気持ちを込めて、学校の外もゴミ拾い
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消防本部 予防課 予防係
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更新日:2022年12月02日