令和7年度こども体験事業
こども体験事業とは
「こども体験事業」とは、様々な体験をとおし、人間性豊かで主体的に活動できる青少年を育成することを目的とする事業です。
また、事業実施にあたり、公募で集まった青年と関係ボランティア団体から推薦された方々で構成される「こども体験事業実行委員会」を立ち上げ、事業内容の検討や、宿泊・事前事後研修の運営等を行っています。
この事業は、大和市青少年健全育成基金を活用して、実施しています。
令和7年度 こども体験事業について
令和7年度は、訪問先を「岩手県陸前高田市」とし、震災遺構見学や民泊など様々な体験を通じて、災害や防災についての学びを深めます。また宿泊研修(夏休み期間)の前と後には事前・事後研修を実施し、11月の大和市青少年健全育成大会では活動報告を発表しました。
≪令和7年度の日程≫
事前研修:・7月6日(日曜日)・7月27日(日曜日)【※任意参加:7月23日(水曜日)震度体験講習】
宿泊研修(県外:岩手県陸前高田市): 8月7日(木曜日)~9日(日曜日)の2泊3日
事後研修:・9月7日(日曜日)・10月5日(日曜日)・10月26日(日曜日)・11月2日(日曜日)
活動発表:大和市青少年健全育成大会… 11月22日(土曜日)・11月21日(金曜日)リハーサル
1.参加者・実行委員
・大和市より、小学5年生8名、小学6年生12名、中学1年生8名、中学3年生2名、合計30名(内1人途中辞退)の小中学生が参加しました。
・青年実行委員10名(社会人2名、学生3名、高校生5名、いずれも市内小中学校卒や市内在住等)
※実行委員の多くが過去の事業の参加者や実行委員の経験者。今年度初めて事業に参加した実行委員もいます。
・団体実行委員4名(市内に拠点を置く青少年支援団体等により1名ずつ選出)
団体:大和リバティライオンズクラブ、大和市子ども会連絡協議会、一般社団法人大和青年会議所、大和ユースクラブ
2.事前研修(全3回)
1.7月6日(日曜日)※同日に保護者説明会も開催
内容:アイスブレイク、事業の概要説明、東日本大震災について概要説明、実行委員による震災体験談、など

2.7月23日(水曜日)※平日開催のため任意参加とした。
内容:震度体験講習(大和市消防本部にて地震体験や地震講話など)

3.7月27日(日曜日)
内容:宿泊研修しおり読み合わせ、うごく七夕まつり参加のための準備、献花台へ置くメッセージカードの作成、など

3.宿泊研修(2025.8.7~8.9)
日時:8月7日(木曜日)~9日(土曜日)
場所:岩手県陸前高田市(現地へは市委託バス、新幹線、観光バスを利用して移動)
【1日目(8月7日)】
・高田松原復興祈念公園にて献花・大和市民から集めたメッセージカードの献上、奇跡の一本松の見学
・津波伝承館にて東日本大震災についての展示資料見学
・うごく七夕まつりに川原祭組の一員として参加

【2日目(8月8日)】
・震災遺構:気仙中学校の見学
・各民泊受入れ家庭との「はまって会」(対面式)
・各家庭で民泊体験(流しそうめん体験、文化財見学、震災当時の講話など)

【3日目(8月9日)】
・各民泊受入れ家庭との「ほんでまず会」(お別れ会)
・道の駅にて地元のお土産購入
・旧吉田家住宅主屋の見学

4.事後研修(全4回)
1.9月7日(日曜日)
内容:宿泊研修での学びや感じたことについての作文、実際に災害が起きた際の対処の仕方について、グループで事例検討
2.10月5日(日曜日)
内容:事例検討ポスター作製、グループごとに事例検討内容の発表、作文の修正
3.10月26日(日曜日)
内容:作文の清書、現地でお世話になった方へのメッセージカード作製、健全育成大会発表の台本読み合わせ
4.11月2日(日曜日)
内容:健全育成大会発表に向けての練習(個人、グループ、全体リハーサルなど)

5.令和7年度 大和市青少年健全育成大会での活動報告発表
〇11月21日(金曜日)前日リハーサル(18時より保健福祉センターホールにて)
〇11月22日(土曜日)活動発表(当日リハーサル、発表本番)

6.そのほかの活動について
〇活動報告パネル展示(大和市青少年健全育成大会、青少年センターまつり、ベテルギウス)

〇活動報告チラシの配布
活動報告チラシ(A4両面)を、大和市立小中学校(小学4年生から中学3年生)に学校を通じてR7.12月中に配布
〇活動報告書『つながり』の編集(R8.2~3月に参加者および関係者に配布予定)
7.実行委員会・青年打合せ
〇実行委員会(年4回)
第1回:4/25(金曜日)、第2回:書面開催、第3回:6/25(水曜日)、第4回:R8.2月下旬頃開催予定
内容:役員選出、予算案承認、参加者の確定、現地下見報告、宿泊研修スケジュール確認、など
〇青年実行委員打合せ(11月末時点で14回開催)
実行委員会とは別に、10名の青年実行委員がこども体験事業を成功させるために定期的に集まり、多くの時間をかけて議論を行い、様々な準備を行ってきました。
内容:参加者の抽選、手記泊研修での学びを深めるための事前・事後研修のプログラム検討、振り返りノートの内容の検討、活動発表のシナリオ内容検討、発表における参加者の配置や動き方の検討、など
8.参加者作成ポスター
〇活動報告より
「私たちは、この体験で学んだことを踏まえ、身近で災害が起きたとき「自分達ならどう避難するか」について事例を検討しました。そして自分達なりの結論を導き、シチュエーション毎にまとめました。私たちの学びが少しでも多くの方の防災や備えにつながったら嬉しいです。」
R7こども体験事業 事例検討ポスター1班(PDFファイル:871.1KB)
R7こども体験事業 事例検討ポスター2班(PDFファイル:651.6KB)
R7こども体験事業 事例検討ポスター3班(PDFファイル:714.8KB)
R7こども体験事業 事例検討ポスター4班(PDFファイル:673.9KB)
R7こども体験事業 事例検討ポスター5班(PDFファイル:822.5KB)

更新日:2025年12月05日