津久井在来大豆(大和市産)

更新日:2024年11月20日

津久井在来大豆とは

大豆の炒り上がり選別

大豆の炒り上がり

神奈川県の伝統的な大豆で、古くから津久井地域に伝わる在来種です。

平成22年に「かながわブランド」に認定されました。栽培農家の減少などから希少となり、いつしか「幻の大豆」と呼ばれるようになりましたが、神奈川県内で「津久井在来大豆」を守ろうと取り組みを始まり、再び脚光を浴びるようになりました。

粒が大きく、ショ糖含有量が高く甘みがあり、コクがあるのが特徴のおいしい品種です。味噌や豆腐、きな粉を使ったお菓子などさまざまな商品に加工されています。

大和の取り組み(大和市大豆組合)

大和の津久井在来大豆の栽培は、平成22年10月14軒の農家から始まりました。

平成22年1月に神奈川県の特産農林水産物や加工品をPRするための「神奈川ブランド」に認定され、大和市においても地産地消の推進、遊休農地対策の観点からも、大豆の栽培に取り組んでいます。

また、神奈川県農業技術センター普及指導部の協力のもと、毎年、勉強会および、年二回の圃場巡回を行い、生育について研究を進め、よりよい品質の大豆の栽培に取り組んでいます。

大豆ができるまで

大豆ができるまでの道のりは…

6月=大豆の種をまき

7月=芽が出て、双葉から本葉へと成長

8月=花が咲き、実となる

(圃場巡回 1回目:8月)

(圃場巡回 2回目:10月)

10月末から11月にかけて=収穫し、乾燥させる

1月=品質検査

出荷:1月中旬~:学校給食の食材や味噌などの加工品のため出荷

6月:肥料などのすきこみ耕運。

6月:畝を作り、種をまく。

7月:種まきから半月。

本葉となり順調に生育。

7月:種まきから一月。

葉の数も増えて順調に生育。

8月:種まきから二月。開花。

9月:種まきから二月半。実ができてくる。

10月:種まきから四月。乾燥が進んできた。

11月:刈り取り。

製品の紹介

大和市で採れた津久井在来大豆は、そのまま使われるほか味噌などに加工され、学校給食にも提供されています。令和5年度からは、「きな粉」の加工も始まりました。

素朴で懐かしい、きな粉のお菓子

「きなこ玉」

「きなこ玉」

きな粉と水あめを沖縄県産の黒糖で練り上げ、きな粉をふんだんにまぶしたきな粉のお菓子。

幅広い年代で、「素朴で懐かしく」、「ほっと優しい味」と評判になっています。食べやすい一口サイズの無添加お菓子は、小さなお子様へのおやつとしても好評です。

(18個入り):310円(税込)

販売場所:JAさがみ「大和営農経済センター」「グリーンセンター渋谷

きな粉ができるまで

丁寧に炒り上げ、選別

選別された大豆を粉砕

最後は、手作業で仕上げます

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