乳がんの早期発見・早期治療のため、自己触診をしましょう

1. 乳房のどこかに、くぼみやひきつれたところがないか
2. 乳首がへこんだり、湿疹のようなただれができていないか

乳首を軽くつまみ、血液のような異常な分泌液が出ていないかチェックしてみましょう。

仰向けに寝て、右の乳房を調べるときには右肩の下に、左の乳房を調べるときには左肩の下に座布団か薄い枕を敷き、乳房が垂れず胸の上に平均に広がるようにします。

右腕を頭の後方に上げ、左手の指の腹で同じようにまんべんなく触れてみます。

右腕を自然の位置に下げ、やはり左手の指の腹で同じようにまんべんなく触れてみます。最後にわきの下に手を入れて、しこりがあるか触れてみます。

3本の指の腹で「の」の字を描くようにして、腕を伸ばした脇の下から胸全体の乳腺を確かめるようにチェックしてみましょう。

右の乳房を調べたら、左の乳房を同じ要領で調べます。

指先でつまむようにして調べると、異常がなくてもしこりの様に感じるため、必ず指の腹で探ってください。

毎月自己検診をしているうちに自分の乳房の普通の状態が分かり、変化を早く見つけられるようになります。

少しでも変化があったら、ためらわず乳腺外科を受診しましょう。

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